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負けず嫌いになれない人
負けず嫌いの人が成功するとよく話を聞く。実際そうだろう、彼らは1番になるために頑張れる人なのだから。
負けず嫌いにはなれない人もいる。
その人は他人が自分の芸より上手いのを見ると、自分より年数が上でも嫉妬でやる気をなくしてしまうのだから。
勉強で他人より上へ上へと言う人が近くに居る。その人は下を見るなとも言う。
けれど他人の成績を見てやる気をなくすのならば下を見ても意味はあると思う。
絵や工作といった類ものはやる気をなくしたとしても強制してやることでもない。
けれど勉強と言うのは将来の進路を広げる為に重要だ。
何があったとしても、今向かっている夢を諦めたとしても、学歴が良ければ社会復帰は自身が望めばそれなりには出来る。しかし低学歴ならばどうだろう。社会復帰、いやそれ以前に就職など不可能だ。
それじゃあやる気はどうやって出せば良いのだろうか、わからない。
そんな人は何となく分かる
全てにおいて自分を下回っていて自分を肯定してくれるような人。そんな人が必要なのだろう。
太陽の塔 ーー 詩 ーー
太陽の塔 ―― 詩 ――
笛地静恵
《太陽の塔》は
万博の会場にあったときよりも
野外にあって
風雨にうたれ
背中を丸め
時の腐食を甘受している
現在の姿の方が
はるかに神性を帯びている
日本の落日を目撃するために
岡本太郎の肉体を借りて
神は仮初の時を
降臨されたのかもしれない
頭と腹と背中の顔が
それぞれの
沈黙を受けとめている
了
朗読劇:『多面的な愛の解体、あるいは四次元的ショコラの多面体』
男A(アオイ)
男B(コウキ)
女A(ミオ)
【本編】
男A:
(深い呼吸から)
ねえ、聞こえるかい? 僕の胸の鼓動が、「四分音符の限界を超えて、宇宙の終焉と同じリズム」で鳴り響いているんだ。
今日という日は、ただのカレンダーの集積じゃない。
それは、「実存的空虚を埋積するために生成された、多層的な無意識の糖衣状結晶」……すなわち、愛という名の受肉を、私たちが分かち合うための儀式なんだよ。
男B:
相変わらず、君の語彙は「過剰な装飾性を帯びた精神の痙攣」を伴っているね、アオイ。
それは単に、「フェニルエチルアミンという名の神経伝達物質を媒体とした、脳内化学反応の擬似的表出」に過ぎない。
君は、「客観的偶然の理論的構築」と「主観的妄信の感情的噴出」の区別すら、「ゲシュタルト崩壊を起こした認識の地平」に放置したまま、甘美な地獄を彷徨っている。
女A:
(二人を遮るように)
二人とも、静かになさい。貴方たちの対話は、「二元論的対立構造の再生産」に終始しているわ。
アオイ、貴方の求める愛は、「対象を千々に切り刻み、再構築することでしか自己を確認できない、サドマゾヒスティックな認識の病理」。
コウキ、貴方の否定は、「不確実な多面体を直視できない弱者が、論理という名の安価な接着剤で世界を平坦に塗りつぶそうとする、脆弱な自意識の隠蔽」。
どちらも、「不可逆的なプリズムの屈折率を無視した、絶望的なまでの視力不足」なのよ。
男A:
視力不足だって!? 違う、僕は見ているんだ!
パブロ・ピカソが夢見た、「三次元的実在を二次元のキャンバスに断罪し、時間軸さえも一望の中に収めるキュビズムの暴力」を。
この一粒のチョコレートを見てごらん。
上から見れば「義務」、横から見れば「陶酔」、裏から見れば「憎悪」。
これら全ての位相が「同一の時間・空間上に重なり合い、火花を散らすパラドキシカルな多面体」。
それこそが、僕たちの愛の正体……「多視点的同時存在(マルチプル・パースペクティブ・コエグジスタンス)」なんだ!
男B:
(嘲笑うように)
「多視点的同時存在という名の免罪符」か。笑わせる。
バレンタインなんて、「老若男女の感傷を攪拌して収穫する季節的な感傷の搾取」であり、「商業主義という名の大文字の他者に、己の欠落した自尊心を差し出す、滑稽な集団催眠」だ。
君の言動は、「意味のゲシュタルト崩壊を伴う、漆黒の多幸感(ユーフォリア)」を装った、「単なる論理的整合性の欠如」に過ぎないんだよ。
女A:
(重々しく)
いいえ。私たちは今、「不確実な未来という名の断頭台で、互いの首を差し出し合う相互理解の限界点」に立っているわ。
アオイの狂気も、コウキの冷笑も、この「カカオの受肉」という一点において、「幾何学的な虚無を咀嚼して吐瀉した、脆弱な自意識の防護壁」として機能している。
そこにあるのは、「救いなどという安易なカタルシス」ではない。
「冷徹なまでに分解され、再構築を拒絶された、愛という名の醜悪な構造物」だけ。
男A:
(感極まって)
ああ、喉が灼ける!
この苦みこそが、「高密度なカカオの脂質に混濁した、真実へのアクセス権」だ!
僕の脳内では今、「感情のフォルテシモ」が吹き荒れ、「不協和音を伴うフラクタル構造」として僕の存在を解体していく!
僕は、「一つの真実」なんて欲しくない。
「無数の嘘が、矛盾なく重なり合う、その美しい破滅の頂点」で、僕を処刑してくれ!
男B:
……救いようがない。
我々は今、「芸術という抽象概念を過剰に擬態した、醜悪な自意識の露出」の果てに、「言語という名の限界点」に到達した。
「不確実な因果関係を捏造して、自己の存在理由(レゾンデートル)を担保しようとする、あまりに滑稽で、あまりに痛ましい、人間という名の壊れた楽器(インストゥルメント)」だ。
女A:
静寂が来るわ。
「バニラの香りが、私たちの存在の輪郭を白く塗りつぶし、不可逆的な静寂の爆発が、全ての視点を無へと還す前に」。
この一粒を噛み砕きなさい。
それが、私たちがこの「甘美な密室」で、唯一共有できる、「永遠を擬態した一秒」なのだから。
男A:
(満足げな溜息)
ハッピー・バレンタイン。
男B:
(諦念を込めて)
ハッピー・バレンタイン。
女A:
(深く、静かに)
愛という名の、美しすぎる、そしてあまりに発音しづらすぎる、多視点的処刑台の上で。
(完)
[か]神様の言う通り
どちらにしようかな天の神さまの言うとおり
そうやって君は左右にあるものを一文字ずつ言葉にして指を振る
神様はいつだってそう
選ばれたもの選ばれなかったもの二つに未来を与えるが、同じ色を授けてはくれない
言ってないくせに「言う通り」なんてさ
ズルじゃん
小さな女の子が落としたビスケットも
海で漂うプラスチックも
夜空に輝く星々も
全てあなたが選んだものだ
僕らが選んだものよりもあなたが選んだもので造られる地球地球は、とても嫌味ったらしくて庇護欲に燻されるよ
巨大な惑星から脳のない生物まで
あなたの寵愛を授かって奔走する
お気の毒様だよ見えないあなたを愛するのは
あなたに委ねる願いを
どうか笑ってやって下さい
「どちらにしようかな天の神様の言う通り」
産声サブスクリプション
天使をクビになった、神様をぶん殴って、
そして地上に落とされた。
悲しみに暮れながら、
ゴミ捨て場で拾ったバイオリン、
ギターのようにかき鳴らしながら歌う。
悲鳴を集めてガソリンに変えるタクシーの中で、
大絶叫しながら運転するタクシー運転手。
君とのキスは、ピストル食べた時の味がして、
愛情の発電所が、メルトダウンしたみたい。
全ての人が、生まれた時に、
上げた産声のサブスク解禁する。
両手両足が生えて来た地球に、
シュプリームの服を着せる。
Uber Eatsのリュックサック背負った神様が、
私に入れ忘れた、心を届けに来る。
放火魔の幼体
やけどをくりかえす
爛れた舌に熱湯を注いで
ほら痛いでしょう?なんて言う
揃えられた前髪と内臓
生まれた毛の無駄遣い
あたらしい香り
きこえなくなった匂い
間違えたらころすよ、なんて言う
きみは牡丹を燃やした
ぼくは灰を拾った
かさぶたに塗ったら
ばらばらと崩れ落ちて
きみの歪な笑顔が恋しくなる夜に
ぼくはライターを弾いて
ぼくを燃やした
死んだ惑星に
咲いた花をころして
ぼくたちはいきる
私の妹
私は妹を愛していた。
「お姉ちゃん、クラゲって何?」
愛おしかった。
「海にぷかぷか浮いてる生物だよ」
妹は私の後にいつも着いてきて、慕って、かわいらしい存在だった。だが、私の妹は盲目で病弱でいくつかの臓器が病気に犯されている。妹は体育祭や修学旅行など、イベントはほとんど休まされ楽しむことはできなかった。
そんな妹が移植手術を受けることになった。悪いところは全部取り替える、ということだ。もちろんリスクはある。でも少しでも妹には楽になって欲しかった。世界を見て欲しかった。家族はその手術を受け入れた。
最初の移植は、心臓だった。
手術が終わったあと、私はガラス越しに妹を見ていた。白いシーツの上で、舞香は静かに眠っている。人工呼吸器の音が、一定の間隔で部屋を満たしていた。
「成功です」
医師はそう言った。
「数値も安定しています」
私は礼を言った。
「ありがとうございます、ありがとうございます、ありがとうございます」
声が震えている。安堵しているのだと、自分では思っていた。神様、ありがとうございます。舞香を生かしてくれてありがとうございます。最愛の妹なんです。本当にありがとうございます。
よかった、手術が成功して。まだ心臓だけだけど、舞香が生きやすくなるならそれでよかった。
夜、病室に入る許可が出た。姉は椅子を引きよせ、妹の胸にそっと手を当てた。
――違う。そう思った瞬間、私は私を叱った。助かったのだ。生きている。それ以上を望むのは、贅沢だ。そんなこと、考えるな。
けれど鼓動は、どうしても覚えのない速さで刻まれていた。舞香の心臓は、もっと不安定だった。姉が眠りにつくまで、勝手に速くなったり、急に静かになったりした。それが愛おしかった。
「……いや、健康になった証拠ね。前は不整脈も多かったから、違くて当たり前じゃない」
姉は小さく呟いた。違和感は、慣れれば消える。そう信じることにした。
数日後、妹は目を覚ました。
「お姉ちゃん」
名前を呼ばれた瞬間、姉は胸の奥がほどけるのを感じた。大丈夫だ。舞香だ。
⸻
二度目は角膜だった。
角膜移植だと説明された。
視力は回復する。以前よりよく見えるようになるかもしれない、と。
包帯が外された日、医師が言った。
「光はどうですか」
「まぶしい」
妹は笑った。
「誰か分かる?」
妹は部屋を見回し、姉を見た。
「……お姉ちゃん」
ほんの一瞬、間があった。
姉はそれを見逃さなかった。
安堵と同時に、不安が生まれた。
「お姉ちゃんってこんな顔してたんだ〜私と似てるね!私けっこー美人じゃん!」
「お調子者なところは似てないけどね?」
そうだ。舞香は見えるようになったんだ。それでいいじゃないか。舞香は盲目じゃなくなったんだから。舞香が人間らしい幸せな生活を送れるのであれば何でもいい。
姉はその夜、眠れなかった。自分が細かすぎるのだろうか。生きているだけで十分なはずなのに。翌日から、姉は妹の正面に座るようになった。視線が合う位置。声が一番届く距離。
「舞香、喉乾いてない?」
「ううん、大丈夫」
会話は普通だった。何も壊れていない。それなのに姉は、安心するために努力が必要になっていることに気づいた。守らなければ。何を、とはまだ分からなかったが、そう思った。
⸻
三度目の移植で、声が変わった。
「おはよう」
朝、妹が言った。
姉は返事が一拍遅れた。
音程が少し高い。語尾が柔らかい。舞香の声は、もっと平坦だった。
「どうしたの?」
「……なんでもないわ」
姉は笑った。笑う練習をした。
この頃、私の中で価値基準が変わり始めていた。
以前なら「舞香らしさ」を失うことが怖かった。
今は「舞香が舞香でなくなること」を認めてしまう自分が怖かった。
だから私は、判断を先延ばしにした。
違和感は無視するもの。愛は続けるもの。
「私、前より声高くなった?」
妹が聞いた。
「そうね」
「変かな」
「いいえ」
嘘ではなかった。良いか悪いかは、私が決めればよかった。声は同じだった。少し掠れていたけれど、確かに舞香の声だった。
⸻
四度目、皮膚と血液。
匂いが消えた。
幼い頃、熱を出した舞香を抱いたときの匂い。雨の日に帰ってきたときの匂い。病室に漂っていた、舞香特有の匂いが消えたとき、私は初めてそれを失ったのだと自覚した。
それでも舞香は笑ったし、泣いたし、私の名前を呼んだ。記憶は保たれていた。
私たちだけが知っている話も、ちゃんと覚えていた。
だから私は、自分に言い聞かせた。
――舞香だ。
――舞香に決まっている。
そう思い続けることが、姉である私の役目だと思った。
妹の手を握った。
「冷たい?」
「平気」
舞香は生きている。この事実が、私の中で絶対になっていった。変わり変わってしまっても、舞香は舞香だ。
⸻
最後の移植は、脳の一部だった。
医師は慎重に言葉を選んだ。
人格への影響。反応の変化。感情の揺らぎ。
私はすべてを理解したふりで聞いていた。
理解していなかったのは、いつから舞香ではなくなるのかという一点だけだった。
「助かりますか」
私それだけを聞いた。
「……はい」
「なら、お願いします」
恐怖はなかった。迷いもなかった。私は舞香が変わることより、失うことのほうが耐えられなくなっていた。
手術後、舞香は目を覚まし、私を見て、微笑んだ。
でも、その微笑みは、少しだけ角度が違った。
舞香なら、こんなふうには笑わない。
そう思った瞬間、私は自分の考えを押し殺した。
舞香は変わったのではない。私が、変化を拒んでいるだけだ。そう言い聞かせることが、もう癖になっていた。
問いが生まれる前に、答えを与えればいい。
舞香が舞香である理由は、ここにある。
私が、そう決めている。
私は医師に呼ばれ診察室に入った。
「もう、舞香さんの体内には、移植前の細胞は確認できません。遺伝的にも、生物学的にも——元の舞香さんは、もう存在しないと考えるべきです」
私は反論しなかった。驚きもしなかった。どの臓器までが舞香で、どこからが他人だったのか。
私は、その線を引かなかった。
引いてしまえば、愛せなくなる気がしたから。
「それは知っています。ずっと前から」
「後悔……していませんか」
「……してません。舞香が死ぬだなんて、考えられませんから」
私はにこっと笑顔を作り診察室を出た。私は、ただ頷いた。その事実は、ずっと前から私の中に沈んでいた。舞香の病室に戻った。
窓の外を見ていたその横顔は、知らない人のようで、でも確かに私の妹だった。
「おまたせ、舞香。退院まではあと1週間くらいかかるみたい」
「ねえ」
「なあに?」
「……私、誰?」
姉は胸が締めつけられた。私は椅子に座り、舞香の手を取った。温度は、ちゃんと人のものだった。
「……私が愛している人よ」
名前も、過去も、細胞の話もしなかった。
定義を放棄した言葉だった。舞香は、少し考えるように黙ってから、ゆっくり頷いた。
「そっか」
その返事が正しいかどうかなんてどうでも良かった。舞香である必要はない。私が愛せればいい。
退院後、舞香は高校に復学し私も仕事を順調にこなしていた。私は記者をやっていて、あまりにも忙しかったので妹の療養中は休職させてもらっていた。仕事場に戻り、挨拶をする。久しぶりに自分のデスクに座り、パソコンを開く。たまりにたまったメールを確認し、コーヒーを飲む。パソコンにはネットニュースが流れている。
「あ〜、これから仕事するのかぁ…」
「あはは、休職してたもんね。まあゆっくりがんばろうよ」
同僚に声をかけられ、笑顔で頷く。ネットニュースが、流れている。
『都内私立女子南平高校に不審者侵入か』
『教職7人、生徒19人が負傷、1人が意識不明』
私立女子南平高校。舞香が、通っている学校。私はすぐにスマホを取り舞香に電話をした。でない。
汗が滲み出てきた。もう一度かける。汗が止まらない。苦しい。世界の時が止まっているように感じる。
「おかげになった電話番号は現在使われていないか__」
「堂本さんどうした?大丈夫?」
「あっ、あ、大丈夫、です」
忌引休暇をもらったので、仕事はまだまだあとになりそうだ。
舞香の葬式が終わった。私は一人で舞香の顔を見た。
「なんで…なんで……」
どの細胞が誰のものだったのか。
どこまでが舞香で、どこからが他人だったのか。涙が止まらなかった。それが何に対する涙なのか、もう区別がつかなかった。でも今、私は悲しんでいる。
「ねえ、すごく好きだったよ……」
この人が舞香でも、舞香でなくても、この人は私が定義を捨ててまで愛した人だ。
書類には、舞香の名前が書かれていた。
私は、そこに線を引かなかった。最初から最後まで。舞香が誰だったのかは、最後まで、わからないままだった。
それでいいと思った。
私が愛していたという事実だけは、どんな臓器にも、どんな定義にも、交換されなかったから。
プルトニウム-ORIGIN
治癒 https://creative-writing-space.com/view/ProductLists/product.php?id=1450 加筆増補版。
それではまず、カオスからフラクタルへと変遷する雲の動きを君が持つその二つの目を誤用しながら、2Dのロゴスのごとくとビットマップの光の集合体であり、また数値の羅列でもある000000でありffffffであるそれらを己の師として崇めつつ、そっとみまもりながら注視して見てみましょう。
黒と白にしか見えないところが多少気懸かりなのですが、ここはひとつ見切り発車してしまったほうが良いかとあの電子化されたひとりの虚無僧も述べています。行き先?静かな海に違いありません。ただ、そこから帰ってきた人はただの一人もいないとかの光子化されたふたりの素凡夫から伝え聞き申しております。
ひとまずはここ銀色に輝く幾何学的模様に覆い包まれた天球の上にいてください。でもまこと残念な事に、今ここ天球にはお茶の類はありません。一つもないのです。ひとっぱしらの汁の飛沫はおろか一本の茶柱すらもないメルカトルな銀色の天球の上へようこそ。君がこの天球の上に座している事実が今ここにある。否定したければお好きにどうぞ。
シャットダウン≠口を開くな。
ピーガガッピー~♪♪
リブート。
『詩とは心を癒すものなのか?』と、突然フォトンの彼は幾何学の道上問うた。『二次元は必要か?』とも問うた。それはもうあつかましくも。それはひとまず必要という事にしておいてくれ。それが彼のためになるはずだ。さて、その左方。あのひとりの虚無僧は『己自身に今もかつても癒しを求めたことは一度もない』と言った。芯の強い虚無僧だ。彼から少しは学べき事だよ、コスモの学びとたちよ。そして彼は、『詩には刺激という鋭利で尖ったヒエラルキーが存在しない』とも言った。言い放った。ない。無でしかない、と続けた。 同意できなければお好きにどうぞ。はい。
スリープ。
ある日の事。かのふたりの素凡夫がすと声を合わせて『音楽達にはノイズと狂騒と騒々しさいう刺激という刺激がたんまりとある。わんさかとある。それこそコプラサーにいくら吸い込まれてもけしてなくならないほどに無尽蔵にある』と、ユニゾンという手法を用いてさらりと言いのけた。でも、それが逆にふたりの素凡夫の心を一刻の狂いもなく同時に癒してしまうといった難問が浮上し遡上にあがった。逆効果。音波の波形が波打つ様。それはあまりにも悲劇的で非可逆的にすぎる話にすぎてしまう過去の話。理解に苦しみたければお好きにどうぞ。はい。はい。
妙法蓮華経。方便品。第二。
その頃。幕府の命により佐渡への流刑に処されていた日蓮大聖人が動いた。ひとりの虚無僧とふたりの素凡夫に向かってこう伝えた。『佐渡の塚原の墓地にある三昧道へ来たるべし。そなたらに『業』と『開目妙』、『観心本尊抄』の三つを授ける』と。その声をすくい取ったかの三人は流刑の地、佐渡へと向かった。向かったが、大聖人そこにははいなかった。その時、三人は無伴奏混声三部合唱はせずに、個々に悟った。『これが業だと』ふたりの素凡夫はこめかみに巻いた縄に目から落ちたうろこを丁寧に貼り付けた。ひとりの虚無僧はただただ呆然とその場にここかつては地球の端に立ち尽くした。大聖人は『立正安国論』に記した自界叛逆難および他国侵逼難を多くの人々に伝えなければならない業にあった。そのため、惜しくには三人を構う時間がなかった。業を調べたければGoogle先生にどうぞ。以何令衆生。得入無上道。速成就佛身。
妙法蓮華経。如来壽量品。第十六。
ブルー・スクリーン。
だからなんなんだ?何が言いたいんだ?好きなように言ってくれよ!重水素は愛の言葉なんだよ!知ってるか?知らなかったら今日から知れ。すぐに知れ。ここ一時(いっとき)に知れ。そしてすぐにその言葉を彼氏彼女に狙いを定めて重畳にも重畳に重なる重重力を突き抜けるかのような勢いで吐け。吐けまくりながらもそしてなおも続くはこの三つの問い。熱力学の第一法則か?熱力学の第二法則か?それとも熱力学の第三法則なのか?選べないのならお好きにどうぞ。はい。はい。はい。
サッドマック。
いいか、感じるな、考えろ。二度言う。 感じるな、考えろ。 お前の両肩の間からポワンと天に向け付きだしている球体はいったいなんなんだ?ガスドスドスなのか?それともプシコスドスなのか?違う?だとしたら、それはもしや中身が空っぽなボーリングの玉か?だとしたら、三つ指を入れるサムホールは、ここと、ここと…ここか? 答えに窮するのならお好きにどうぞ。はい。はい。はい。はい。
グル・メディケーション。
君の答えを教えてほしい。それこそ夜空に瞬く星のごとく答えはある。さあ、言ってごらん。君にならならできるはずだよ。 拒みたければお好きにどうぞ。ハイ。ハイ。ハイ。ハイ。ハイ。
朝目が覚めたら君はまずナニヲスル?
ピーガガッピーピーピー~♪♪
すわ、オマエタチ、好きなだけ耳朶刻み打ち付けるが良い。そして、聞いて驚きなさいよ、
『高度な残念さにむせび泣くがいい。』by 虚無僧
『なお絶え間なく悶え苦しむがいい。』by 素凡夫
『今生の無念だろう?』 by 虚無僧
『来生の救世だろう?』 by 救世主
『震え上がりなさいよ。』by(null)
『恐れおのきなさいよ。』by(unknown)
1日が72時間だった頃を思う。
今のように1日が45分では通勤に1日以上かかってしまう@hirasawa
新幹線のトイレ
ズゴッ!!
新幹線のトイレが吸い込みました。
「すごいなあ。」
隆くんは感心しました。
「お母さん、すごかった。新幹線のトイレがズゴっと吸い込んだよ。」
「あらまあ、それはすごかったですねえ。」
誘拐犯が来ました。
「隆くんを誘拐しに来ました。実はこの先でパーティーがあるので隆くん来ませんか?」
「だめです。隆くんはいま新幹線のトイレがズゴッと吸い込んだことに感動しているのですよ。」
お母さんがいいます。
「そうだそうだ!!」
隆くんもいいました。
「でも、パーティーのトイレもズゴッとしますよ。」
誘拐犯が言いました。
「ええ、そんなあ。」
涙目になる隆くん。
「あと飛行機のトイレもズゴッとするわ。」
スチュワーデス子がいいました。
「あと、ズゴクのトイレもズゴッとするよ。」
ズゴクの閻魔様も言いました。
ズゴーーッ!!
隆くん、ズゴーッ
ズゴーーッとした隙に、隆くんは誘拐犯に誘拐されてしまいました。
「あ、誘拐したな。トイレに連れて行ってください。」
「仕方ないなあ。連れて行ってやるよ。」
「やったー!!」
ブリブリブリブリ
さあ、流すぞ
スンッ
わあ!!!
完
冬日
肺に沁み込む
未明の氷雨
薄灰色を
映す雲
午後の風花
沈む警笛
白霧に煙る
頂き仰ぐ
朗読劇「ショコラルド・ボンクランド・フールプルーフ」
花緒様の「読みにくい朗読劇台本」投稿作品でございます
登場人物
男A:博愛主義の殺人鬼 → 殺人鬼
女A:乱暴狼藉な神父 → 神父
男B:狂妄愚劣なチョコレート売りのタカハシ → タカハシ
❝本文❞
【lamentabile=嘆くように。悲しげに。】
殺人鬼「神父様! 神父様はおいででございますか!? 狂暴粗暴、芥の殉教者よ。私は恐ろしい悪事を生ごみに映る屍のアルフレッドのぬめっとした胡瓜ののべつ幕なしに断罪を第四脳髄主心房に申しますし、候」
―――刃物を持って殺人鬼登場
【con fuoco=火のように、激しく。】
神父「ラヴィット! パルコの算数的のゴミのような黒いサバスよ。トライトーンで勅を抉りし、愛まゆまゆしい子羊よ! 貴様はどのような罪を瑞々しい毒藻に落とし込み、このアルカロイドに踏み込み、シュルレアリスムリムステルをゲロるおつもりであらん事かファッキュー」
―――神父登場。神父が殺人鬼を殴りつける。音≪ゴツッ≫
【Grandioso=壮大な、堂々と。】
殺人鬼「私めはただGSPセルロイドに甘夏をマリネした異邦論患者になりたかっただけでございます。
夜のM84スタングレネードでショコラトルを味わいたかったアジテーション・オルガスムスに発展したので万歳。
白虎隊の娘はヒューマンエラーを愛撫すること素数階乗ワン・フォー・ナイン・ゲット!
この腕は愛してしまったのでございます。この精悍の源は両椀に掛けてしまったのです。商材なのに! 慈しみ好きだったのに」
―――両手を繋いで天に向かい涙を流す。音≪ポロロン≫
【energico=精力的に、力強く。】
神父「逝け! 生者ご愛敬アホダラ教め! 約定は黒橄欖、基、チュニジアにある唐変木念人、生娘に手を掛けた、お前のひょっぺぇどをアルゴリズムエピックに啼け! 恐惶にラオス共和国を今日中に吃驚タイプライター!
デジタルチョコレートに感服のアメあられ! あすなろアイバニーズ、祈れ! ペーパーに!」
―――天に両手を広げ、光芒が神父に流る。音≪シャラララン≫
【singhiozzando=すすり泣くように。】
殺人鬼「おおっ! モハメドアリ! 私のお手々、どうぞ!」
―――跪き咽び泣く≪殺人鬼の叫び≫
【vivo=活発に、活き活きとした。】
タカハシ「ヘイ! ユールストロームダイアグラム! カレ・ド・ショコラ」
―――自信満々にタカハシ登場。客席≪ヴィーヴォ!≫
【Subito=突然に、直ちに。】
神父「タカハシ!」
殺人鬼「タカハシ!」
―――二人掛け声を合わせて
【grazioso=優雅に、上品に。】
タカハシ「お二人。恋の幕。静寂のムニエル。籾初心のアンブロルドが過ぎ去った淡い愛に神は宿らない。
人間がAIであることは誹謗中傷の未来にある! ナポレオンはサナトフィリアになりたての三三七拍子さ」
【vivo=活発に、活き活きとした。】
殺人鬼「許されるのですか!? あの娘の当帰四逆加呉茱萸生姜湯のLimbo……。何をすればハイティーン・ブギウギの戦後第七三一部隊」
―――タカハシに縋りつく殺人鬼
【giocoso=陽気な、おどけた。】
「チョコを食べるのさ」
―――小袋からチョコを取り出す。音≪キュピーン!≫ その後、殺人鬼にチョコを渡す
【espressivo=表情豊かに、感情を込めて。】
神父「そいつはいい。マンデルブロ集合のときめく色香にエルカンターレはお許しに袈裟切り。
カスピエルに広東省がハンムラビ法典。カレイドスコープから覗くストラトキャスターなら素敵に乾杯さ、ダカポン!」
―――タカハシを殴る。音≪ゴンッ≫
【amabile=優しく、愛嬌のある。】
タカハシ「神父にも!」
―――神父にもチョコレートを渡す。音≪チョコン≫
【animato=生き生きと、活気のある。】
タカハシ「プロージット!」
―――天高くチョコを掲げる
【vivo=活発に、活き活きとした。】
殺人鬼「プロージット!」
神父「プロージット!」
―――天高くチョコを掲げる。客席≪プロージット!≫
【con anima=魂を込めて、生き生きと。】
―――暗転。スポットライトが殺人鬼に掛かる
タカハシ「愛のヘルニア。カルトナージュさ、叙述詩なんてさ。明日の心臓はショコラルド・ボンクランド・フールプルーフ」
層を重ねて
一、澱
ちいさな
ちいさな
傷痕は
少しずつ
少しずつ
沈めて来た
だからもう
流れ出る水は
清らかに
淵の底には
想いものが
残り続けて
でもいつか
それすらも
黝の夕暮れにほどけた
朱霞の河霧に潤した
わたしの澱は
縞模様の
堆積岩となって
いつか誰かが
手にするのかも、ね。
ーー
二、地層の調和
朝の鏡に向かって、わたしは「日常」を着ていく。
薄く引いたアイラインと、丁寧にアイロンをかけたシャツ。
それは、今日という日を誠実に歩くための
わたしなりの、清潔な決意。
背筋を伸ばして、誰かの言葉に頷き
ふさわしい言葉を選んで、社会の網目の中を泳ぐ。
その忙しなさも、その責任感も
嘘偽りのない、わたしの確かな一面だ。
けれど。
ふとした沈黙、資料をめくる指先、
コーヒーの湯気の向こう側に。
あの夜の、湿った森が そっと息をする。
それは、今の生活を否定するためではなく
今を支える、深い土壌として。
シャツのボタンの下、
あの繊細なレースが、肌に静かに触れている。
小さな胸が刻む鼓動は、
事務所の静寂の中でも、満月の下と同じリズム。
「ちゃんとやっているわたし」も、
「すべてを晒して震えたわたし」も、
どちらも、地続きの同じ命。
人混みの中で、ふと足の指を丸めてみる。
靴の中に守られたその足裏は、
あの冷たい木の感触を、今も鮮明に引き出せる。
それは、誰にも見えない、わたしだけの「お守り」
取り繕っているのではない。
調和させているのだ。
強さと、脆さを。
日々の光と、夜の月明かりを。
整えられた外側があるからこそ、
内側の熱は、より深く、清らかに澄んでいく。
完璧ではない自分を、
完璧に演じなくていい自分を、
そっと、シャツの下に抱きしめる。
わたしは、この装いの中で自由だ。
誰にも気づかれない場所で、
わたしという森は、
今も、静かに 息づいている。
ーーー
花々
そよ風に心浮かせば
揺れた花のひと息が
静かに渇きを満たしていく
生き切っている見事さが
香るままに押し寄せる
日々の空虚は誰のせい
花々に尋ねられ
孤独が恥ずかしそうに
浮かんでくる
本当はずっと
背中を押して欲しかった
このまま香りを留めたくて
息を吸いながら
シャッターを押す
匂いの温度
懐かしい匂いがした
足が勝手に止まってた
込み上げてくる再会の熱を
鼻の奥で感じていた
なのに何も思い出せない
匂いの先を辿っても
虚空ばかりが鼻につく
そして刹那が通り過ぎ
いまはその匂いさえ思い出せない
いい、茶柱
そっと
口紅を
交互に
つけて
湯呑を
まわす
唇を
てらす
いい、
茶柱
周回軌道
これまで生きてきた中で
一体どれだけの分岐点に立ってきただろう
どれだけの選択肢があったというのだろう
もしもあのとき 違う途を選択していたら
いまとは違う生き方ができていただろうか
目の前に巨大な壁がありました
その先へ進んでいくためには
どうしてもその壁を越えないといけません
しかし 運動神経皆無で高所恐怖症のわたしには
とてもその壁をよじ登ることは不可能です
果てさて 困ってしまいました
近くにはしごのようなものはないかしら
もう少し わたしでも登れるくらい低くなっているところはないかしら
ウロウロ ウロウロ 右往左往と立ち往生ばかり
そのうちに抜けられそうな場所を見つけ出します
良かった助かった
高い壁をよじ登ることもしなくて済んで
これで先へ進んで行くことができます
できるはずです
その巨大な壁をうまいこと回避できた気になって
壁の向こうのその先へ
進んで行けてるような気になって
あるとき ふっと気づくのです
眼前には 相変わらずあの巨大な壁が
まるで嘲り笑うかのごとくに立ちはだかっていることに
ずっと抜け道をみつけた気になっていたけれど
うまく壁を越えられた気になっていたけれど
それはただ そんな気になっていただけで
実はずっと ただその巨大な壁の周辺を
ぐるぐる ぐるぐる
廻り歩いていただけだったということに
もしもあのとき 違う途を選択していたら
違う人生が待っていただろうか
いまよりもう少しマシなふうに生きられていただろうか
たとえどんなに いまとは違う途を選択したとしたって
結局まわりまわって
いまいる同じ場所に辿り着いているんじゃないだろうか
たとえばそう あの巨大な壁の周辺を
ただぐるぐるぐるぐる 廻り歩いてただけだったように
人生って いろんな選択肢の中から
自分で選んできたようにもみえるけれど
本当はそうではなくって
けどきっと そのときそのときで
それを選ぶより他に方法がなくって
選ばされ選ばされてきた結果
いまいるこの場所に辿り着いたんじゃないだろうか
どの道この道 所詮は周回軌道
そういうのをだから
つまるところたぶん
運命って呼ぶんじゃないかってさ
☆★***★☆***☆★***★☆
なにを選んでも選ばなくても
きっとたどり着いたのがいまの自分なのだから
そんなに自分を責めなくっていい
否定しなくっていい
そう思うのです
特異な
物乞いするように目を泳がせる教科書体がお似合いのトポス不在のコンビニ女たちと根本は違っていると思いたい。なぜなら彼女らは検査を受けているのだ。カタログで見つけたモールドに自分を融かして流し込むのが彼女らの嗜みだ。それが品質検査を受けた標準規格のライトだとしたら、私は誰も買いやしない不良品の蝋燭。か細い火しか灯さない、出来損ないの代物。それでも私はこの歪な生命体を愛してやまないのだ。そして同時に、目の付け所が良い買い手を密かに待望している。
一人住みに六畳は十分、散乱する紙束積み重なる皿たち溜まっていく賞状トロフィー成績表そのすべてで十分なはずなのに足りない皆岩下さんと言ったらA4に記された呪詛のことしか口にしないんだ塩素・大豆ミート・カップラーメン・マイクロプラスチックが体内に蓄積ここにはそんなものしかないのかい?足りない足りない痛い痛い痛い痛い!喧騒の動物園から私を護るためにボートを漕いだ私へ、どこも一緒だよ生きることには痛みがつきものだ、だから君は新鮮な空気と木陰と詩を必要とするのだ、でも静かな山荘では今頃鬼たちが怒声を上げているから戻れない!フルーツナイフで応急処置して、それは神様に撰ばれた私自身への陶酔。誰かが私を傷つけようとした分。私が人間からずれるたびに。いいやまだ足りない、傷は見られることによってこそ価値をもつ、憐憫のまなざしを欲しているのだ、ただただこの健気な背中を擦れて血が滲んだ皮膚をやさしく撫ぜてほしいのだ、でもあの子にはあの子の宇宙があってそこに私はいなくてあの子は所詮岩下さんのことしか見ていなくて、こんな歪な生命体の拗けた愛着のこととか本当は空っぽなこととか知って身を引くだろうきっと。でも愛してほしい愛してくれる誰かがほしい、という点で私はそこらのニーディーな者たちと変わりないのであります。こんなに普遍な悩みならどこかに教科書があって模範解答があるかも知れない、いやそういったものを山ほど見てきましたけれど恐らく彼女らの模範解答はこの特異な懊悩に対しては鍵穴に合わない鍵のようなものでしょうから。
膝君主制の夜明け(セルフ婚パッション) 短歌連作
える坊と名付けた膝で跋扈する
今日はお前で明日は我が身だ
える坊がタイツ越しにて抗議するここもおいらの顔面だぞと
膝にさえ据えたヴィジョンと造反の意思があるのにおまえはなんだ
左膝なんて所詮は代名詞える坊様の威光に慄け
新山(ニーやま)と名乗る右手の肘のくせ朝飯前と配下につけて
痙攣の機序を脳には学ばせる
錯覚こそを正覚と知れ
🥺沼られる膝でありたい君にだけこのマニュアルの初回は無料❣️
頭垂れ高く掲げた膝の皿三々九度の契り結びて
膝枕させてあげないこともない母指の渾名は実はゼクシィ
える坊がマルチばっかのベローチェの低いテーブル頭をぶつけ
𝚂𝙷𝙸𝙽𝙸𝙶𝙸𝚆𝙰 𝙻𝙰𝚂𝚃 𝙱
2026/02/05
Finger prints
私は太陽の指紋を見た事がある
太陽から生まれた人間は、
太陽と臍の緒で繋がったまま、
それが導火線になり燃え続けている
今こうしてる間も、
肉眼では見えない回転寿司が、
私の体内をぐるぐる回ってる
全ての人から耳と鼻が消えて、
この世から耳鼻科が消える
子宮内で氷河期起こして、直接的に卵子凍結してる
地球がコードレスじゃなくなって、
自転するたびに巻き込んでいく電源コード、
そしてプラグが抜けて、この世界は一旦終わる
地球をぺちゃんこにして、
ステッカーにして月に貼ったら、
そこが第二の地球に変わる
背中がマグネットの人間だから、
冷蔵庫の前に立つとくっついて離れなくなる
ハンドスピナーの子を妊娠してるから、
体内でずっと胎児が回転してる
私は奈良の大仏の手の平から生まれて来た
全身が鋼鉄で出来た人間
第二関節の中にある空間が私の唯一の居場所だった
喉ちんこをミサイルみたいに吹っ飛ばした夕暮れ
歌舞伎町の真ん中で、
IQをスプリンクラーのように撒き散らす
それを吸収して賢くなった
トー横キッズが作った新しい国
地球上のコンクリートをアンチエイジングさせて、
ただのセメントに戻したら、
灰色の海がプカプカ浮かんだ
「忘れたヘアゴム取りに一旦、
地獄に戻ったら閻魔大王がつけてたんだけど?」
浄水器を眼球にはめ込んだ、
もっとキレイな涙を流すために
ポケットの中で瞬間を育ててるカンガルー
瞬間はそこで音速に成長してマッハで地球上を移動し続ける
ルービックキューブの隙間から生まれて来たカラフルな絶望
ピリオドから生まれて来た真っ黒な影の赤ちゃん
それらはこれ以上小さくなれないマトリョーシカが、最後に吐き出した物。
顔面をピストルの形に変えて、
今日の絶望をBB弾にして飛ばす
世界に渦巻を巻き起こせる能力がある私は、
君の体内で台風を起こす。
カスタネット・ヘブン
このカスタネットを叩くたびに、
死んだ人が一人、生き返る。
君を生き返らせたくて、ひたすら叩いた結果、
歴史上の偉人達、全員、復活させてしまった。
織田信長と明智光秀は大喧嘩。
それ見て、新しい相対性理論を思いつくアインシュタイン。
君が生き返るまで、カスタネットの音色は響き続ける。
ある日、生き返ったジョン・レノンが、こんな歌を歌い出す。
『すべての人の顔面が ある日突然
AからZまでの アルファベットの形に変わる
その世界では Vの形が一番美しいとされていて
Mの形が一番醜いとされている
だからMの顔の持ち主たちは
整形外科医に頼んで Mを一度ひっくり返して
Wの形にして それを半分を削ってVの形にする
どうかお願いです
すべてのアルファベットが美しいとされる
世界になりますように 僕は気付いたんだ
元からすべてが 美しい世界だったって事に』
世界中の道路が、ピアノの鍵盤に変わって、
歩くたびに鳴る、ドレミファソラシド。
生き返った君と、手を繋いで、
スキップとジャンプ繰り返しながら、
ジョンが歌うその歌に、曲をつけながら歩く。
[う]鱗
電気コードの断線から小さな火花が弾けるのを見た
鳴らしたエレクトリック・ギターがヒューズを飛ばしてアンプが劈く悲鳴を上げる
目の端の筋が収縮して空気が私を連れ去ろうとする
抗うように身を振り乱して落ちていくうろくずが醜くて泣きそうになる
あなた方はそれを美しいと見上げる
一つの宗教の崩壊のように一瞬を待つ
それを崇高なことだと思わないでほしい
あなた方はまだ輝く体毛に覆われているのだから
17skai,
1# 第一のお題
『あ、ちょっと聞いて下さいよ。昨日俺、風呂場ですっころんだんですよ。そしたら、』
『ふむ』
『予知能力が身に付いちゃったんですよ』
『な、なんと。目を見開くはビッグ・アイ。たとえば?』
『あの、10円玉あるでしょ』
『あるある(笑) 』
『それを親指でピンッとはねて、落ちてきたやつをぎゅっと握るんです。そして拳の中の10円玉の裏表を見るんですよ』
『うん、それで』
『18回やったら17回当たっちゃったんです。これって予知能力ですよね』
『あ〜なるほどね。それがきっかけで新しい能力を身に付けたんだよ、きっと。じゃあ今度は500円玉でやって…あれ?持ってないの?あ、どうやら私には遠隔透視能力があるみたいだ』
『えっと、小銭はないけどPASMOならありました』
『あ、それは駄目だよ。だってそれノンチャージだもの』
2#第二のお題
『あ、』
『どしたの?』
『ちょっと寒い』
『あ、確かにちょっと冷えるね』
『あの、うち、まえの彼氏にね、』
『うん』
『「寒い」っていったら「寒いね」っていわれたの』
『』
『でもさ、うちはほかの言葉をかけてほしかったんだよね』
『なるほど。俺だったら行動で即示すね。あいにくマフラーはないけどさ』
『どうするの?』
『ピン、ピン、ピン、パラリ。さ、中に入りなされ』
『え、ヤダよそんなの』
『寒いと言ったのはどこのどいつだい?さ』
『ヤダ、馬鹿みたい。やめてよ』
『ガバッ、捕まえた。フルヘッヘッヘ 。MOUHANASANAINODEARU』
『ヤダ、恥ずかしいよ。もっと恥ずかしいよ』
『寒いと言ったのはどこのどいつだい?さ、歩くよ』
『え、なんで歩くの?このままでも十分暖かいよ』
『寒いと言ったのはどこのどいつだい?さ、未来永劫しばし歩くよ』
テクテクテクノのテクノの娘…。…。。
『あっ』
『あっ』
ドテリ。
『ほら、転んだじゃない。馬鹿。そんなことするの高三のDカップくらいだからね』
『?や、そらそうだよ。だって俺の子供心は17才で止まってるんだから。知ってるだろ?』
『はじまりました、馬鹿再確認。あ、何歩歩いて転んだか知ってる?うち、数えてたよ』
『知ってるよ。答えなくてもいいでしょ?17回転んだんだよ』
『じゃあ、うちが馬鹿って何回言ったか覚えてる?』
『分からない。なぜなら変に頭が賢いから』
『なら、馬鹿って10回言ってみて』
『馬鹿、馬鹿、馬鹿…手間なので3回だけにした』
『その馬鹿は誰?』
『この痴態を晒している二人を遠目から眺めている大衆みな全て。なぜならあの人たちは、こんな異性への愛し方もあるのをまだ知らないのだから』
鈍行列車
六駅さきから はるばる
運ばれてきた 錠剤
これがねこなら
不穏な思いやりであるところ
錠剤であれば 安心
くっきりと白いカラー
りっぱな見ため
たぶん もう
誰かの おくすりに なることもない
旅が訪れるだろう
手をふるよ 錠剤
楽しんで 錠剤
夏も消えゆくのですかね?
母に
十月のまだ暑い頃
僕は
夏も消えゆくのですかね?
と問うた
母は何も答えなかった
今度
僕自身が消えゆく
夏の蜃気楼に佇み
それをながめては
あの
麦わら帽子が••••••
少女が••••••
いた
線路に沿って歩く姿に
ときめきを
覚えずにはいられなかった
やがてこの情景に
秋になる頃のもの淋しさに
涙を流さずにはいられなかった
母よ
夏とともに
僕も消えゆくのでしょうかね?
と問うた
母は何も答えなかった
「難解」という誤解——詩における難解さの種類と、その対処
(各種AIとの多量対話差分をもとにclaude.aiでケチつけながら記事作成)
1. 「難解」という言葉の問題
詩を読んで「難解だ」と感じたとき、読者は何を指しているのか。
多くの場合、「難解」という言葉は、「わからない」「ついていけない」「自分には無理」という感情を、一言で表現するために使われる。
しかし、「難解」にも種類がある。
そして、種類によって、対処法が異なる。
「難解」という言葉で一括りにすることで、本来は読める詩が、読まれないまま放置される。
2. 難解さの四つの種類
種類1: 語彙の難解さ
特徴:
知らない言葉が使われている。専門用語がある。古語や造語が出てくる。固有名詞(人名、地名、書名など)が前提知識なしに使われている。
例:
「彼岸花の朱は、曼珠沙華の記憶を孕む」
→ 「曼珠沙華」を知らないと、読めない
「エントロピーは増大し、系は平衡へ向かう」
→ 専門用語を知らないと、意味が取れない
対処法:
辞書を引く。注釈を参照する。背景知識を学ぶ。
重要な点:
これは、調べれば解決する難解さである。詩そのものが難しいのではなく、語彙の問題。
種類2: 構造の難解さ
特徴:
時系列が複雑(過去・現在・未来が入り乱れる)。視点が多層的(誰の視点か、不明瞭)。省略が多い(主語、述語、文脈が省かれている)。接続が飛躍している(因果関係が見えない、文脈が断片化されている)。
例:
「雨が降った。彼女は笑った。窓が割れた。」
→ 三つの文の関係が不明
「昨日、明日、今。すべてが同時に。」
→ 時間の順序が攪乱されている
対処法:
読み方を変える。意味の連続性を探さず、断片として受け取る。時系列や因果関係を確定しようとしない。
重要な点:
これは、読み方を変えれば見えてくる難解さである。従来の読み方(意味を追う、文脈を繋げる)では受け取れないが、別の読み方(感覚を追う、断片を受け取る)なら対応できる。
種類3: 前提の難解さ
特徴:
特定の文脈を知らないと読めない(歴史的背景、社会問題、特定のコミュニティの経験など)。他のテクストへの参照がある(引用、パロディ、オマージュ)。ジャンル規範の知識が必要(特定の詩形、文学的伝統)。
例:
「ゴドーは来ない。だから、待つ。」
→ ベケットの『ゴドーを待ちながら』を知らないと、ピンとこない
「五七五、季語なし。」
→ 俳句の規範を知らないと、何が起きているかわからない
対処法:
参照されているテクストを読む。歴史的・文化的背景を学ぶ。ジャンルの慣習を知る。
重要な点:
これは、学べば理解できる難解さである。知識の問題であり、詩そのものが難しいわけではない。
種類4: 「わからない」という感情
特徴:
共感できない(詩の感情や状況に、自分の経験が結びつかない)。「感じる」ことができない(身体的・感覚的に、何も起きない)。価値観が合わない(詩が示す世界観や美意識に、違和感がある)。
例:
ある人にとっては深く響く詩が、別の人には「何も感じない」。特定の経験(喪失、恋愛、孤独など)を持たない読者には、ピンとこない。
対処法:
これは「難解」ではない。ただ、その詩と読者の間に、共鳴が起きていないだけ。無理に読む必要はない。
重要な点:
これは、詩の問題でも、読者の問題でもない。単に、その詩と読者の間に、相性がないだけ。
3. 「難解」と「読めない」の違い
「難解」と「読めない」は、しばしば混同される。
「難解」とは
詩そのものに、何らかの複雑さがある。語彙、構造、前提——いずれかの次元で、読者にとって未知の要素がある。でも、対処法がある。
「読めない」とは
読者が、その詩に対する適切な読み方を持っていない。あるいは、詩と読者の間に、相性がない。対処法は、読み方を変えるか、諦めるか。
4. フォーカシング的読解が対応できる難解さ
フォーカシング的読解は、主に種類2(構造の難解さ)に対応する。
構造の難解さがある詩
時系列が複雑。視点が多層的。省略が多い。接続が飛躍している。
従来の読み方:
意味を追おうとする。文脈を繋げようとする。因果関係を探そうとする。
→ 失敗する → 「難解だ」と感じる
フォーカシング的読解:
意味を確定しようとしない。文脈を繋げようとしない。身体に起きる感覚を観察する。
→ もやもやを受け取る → 「わからないが、何かを感じる」
つまり、フォーカシング的読解は、「構造の難解さ」を「難解」ではなくす。
5. 他の種類の難解さへの対処
種類1(語彙の難解さ)への対処
辞書、注釈、解説を参照する。必要に応じて、語彙を学ぶ。フォーカシング的読解とは、直接関係しない。
種類3(前提の難解さ)への対処
参照されているテクストを読む。歴史的・文化的背景を学ぶ。フォーカシング的読解と並行して行える。
種類4(「わからない」という感情)への対処
無理に読もうとしない。その詩は、今の自分には合わないと受け入れる。別の詩を探す。
6. 「難解」という言葉の使い方
「難解」という言葉を使うとき、以下のことを意識すべき:
1. どの種類の難解さか?
語彙? 構造? 前提? それとも、ただ合わないだけ?
2. 対処法はあるか?
調べる、読み方を変える、学ぶ——何かできることがあるか?
3. 「難解」は、価値判断ではない
「難解だから悪い」わけではない。「難解だから良い」わけでもない。ただ、読者にとって、ある種の複雑さがあるだけ。
7. 読者へのメッセージ
詩を読んで「難解だ」と感じたら:
どの種類の難解さか、考えてみる
語彙? 構造? 前提? それとも、ただ合わないだけ?
対処法を試してみる
調べる、読み方を変える、学ぶ——できることを試す
諦めることも、選択肢
すべての詩を、すべての読者が読める必要はない。今の自分には合わない、と受け入れることも大切。
「難解」を、価値判断にしない
難解だから悪い、わけではない。難解だから読まない、という選択も、正当。
8. 詩を書く側へのメッセージ
詩を書く側も、「難解」について意識すべき:
1. どの種類の難解さを意図しているか?
語彙を難しくしているのか? 構造を複雑にしているのか? 前提知識を要求しているのか?
2. その難解さは、必要か?
必要な難解さ(詩の本質に関わる)なのか? 不要な難解さ(読者を遠ざけるだけ)なのか?
3. 読者に、手がかりを与えているか?
語彙の難解さ → 注釈を付ける。構造の難解さ → 読み方のヒントを示す。前提の難解さ → 背景情報を提供する。
4. 「難解」を、武器にしない
「難解だから、高尚」という思い込みを捨てる。難解さは、目的ではなく、手段。
9. 結論——「難解」を解きほぐす
「難解」という言葉は、便利だが、曖昧である。
本当は、語彙の問題、構造の問題、前提の問題、あるいは、単に合わないだけ——これらを、一緒くたにしている。
「難解」を解きほぐすことで:
読者は、適切な対処法を見つけられる。詩を書く側は、意図を明確にできる。詩が、「難解だから」という理由で、読まれないまま放置されることを防げる。
難解さには、種類がある。
種類によって、対処法が異なる。
フォーカシング的読解は、「構造の難解さ」に対応する、一つの方法である。
何処までも爆発していく
君が
爆弾になって
真実を告げてまわるから
誰もが爆弾になれると
知ってしまったんだ
町は喜びと悲鳴の大連鎖で
誤爆、誘爆
映画が封切られ
真実のドミノ倒しに
導火線はもう信用できなくて
どれが誰の真実なのかもわからない
町の一番高い場所には天使がいる
なんて、誰から聴いたんだろう
天使が
ハンバーガーを食べている看板
全てを見下ろしながら、神様は
いないからハリボテに穴を開けた
更地の町で
剥き出しの真実に口付けした君に
最期の爆弾が落ちてくる
まるでコメディ映画みたい
爆発オチなんて最低、と遺言が
ジ・エンドの代わりに置かれている
爆弾にも爆弾の真実があるんだ
何も楽しくない
僕は詩を捨てた。
高校生の時から書き続けてきた詩を切り捨てた。
35歳になった今、遅すぎる決断と言えるだろう。
詩が僕の全てであると錯覚した。
それはなぜか? それ以外に何もなかったから。
何もなかった。
詩を書くことで、僕は何かを成し遂げているような気がしていたし
そして評価してくれる人もいるから、何かを成し遂げたような気分の後押しをしてくれる。
YESもNOも、僕の詩から生まれたものだと思うと、どんなに些細な反響であっても、
僕に繋がっているという感覚が孤独感を紛らわせてくれた。
何者でもない自分を直視するのが怖くてたまらなかった。
ただ単なる現実逃避と知りながらも、表現者になったような高揚感に突き動かされてきた。
ネット詩人。こんなにダサい言葉があっただろうか。
いやいや、ちゃんと受け入れよう。ネット詩人、すっごくダサい存在だからね。
たまに凄まじい作品が投稿されたりするけども、実のところ僕は否定的な心情を隠し持っている。
田中宏輔さんとか、誰でもいいけど凄い作品を書かれる方が、誰でも容易くアクセスできる掲示板に投稿すんなよって僕は思う。
だって、そういう凄まじい作品はキラキラと輝いている宝石のようなもので、
寝転がりながら見つけるようなものじゃないんだよ、本来は。
苦労して苦労して、やっと見つけたものであるべきじゃん、というのは僕の勝手な思いだけどさ。
こんな簡単に0円で読めちゃうと、もったいないなーと思う。
凄い作品は、掲示板に投稿しちゃだめだよ。
あーこの作品、掲示板じゃなくて、どっかの本で偶然見つけたかったなと思う。
何だか話がコロコロ変わるようだけども。
ああ、そうだ。僕は詩を捨てたんだ。
正確に言えば、ネット詩を捨てたんだけどね。
じゃあ詩誌に応募でもするのかって言うと、全然やらないよ。
ああいうのはもっと歳を取ってからでいいと思うし、応募しなくても後悔しないからね。
何で僕はアホみたいに齷齪と詩を書き続けたのだろう。
友達がいなかったわけじゃない。彼女だって途切れたことはない。
詩の魔力に取り憑かれたんだろうな。
詩を書き続けて、書き続けて、後悔しないのだろうか。
何のために詩を書いてきたのだろう。
創作に集中している間、周囲の人に寂しい思いをさせてまで、
タバコを吸うように書き続けてきたのはなぜだろうか。
詩人だから? 詩人なんて言葉、煙のように覚束ないじゃないか。
そもそも詩人を本気で目指しているなら、詩誌に出すべきじゃないか。
一度でも真面目に詩誌を読んでみて、その詩誌のレベルの高さを直視するべきで、
それはつまり、ネット文芸投稿掲示板のレベルの低さも同時に直視するってこと。
自分がなんでネット文芸投稿掲示板に身を浸しているか?
同レベルだからだよ。落ち着くんだろう、そこが。
レベルの高い人は、きちんと自分のレベルに合った場所を選ぶものだよ。
便所の落書きの美しさ云々を語る前に、掃除しろよってな。
とりとめがなくなってしまったな。いつもこんな感じだ。
くらげたちの夢
クラムボンが、ぷかぷか、浮かんでいるよ
明日学校行きたくない
今日、出勤ギリギリだ
ごうごうと風を鳴らしながらやってくる鉄の塊に、行進をするように足を揃えて乗る私たち
鉄の箱は、水槽のようで
それぞれの魂は、ぷかぷかと泳いでいる
ぶつからず、それでも気ままに
この鉄の塊が体にぶつかる夢を一度は見る
そして、はっとする
気づけば、また、水槽の中
探査機
揺動
午前8時23分、惑星探査機「X」の打ち上げに成功しました
君は狭い箱の中に詰め込められ空に飛び立つ
もうひとつの地球にも海はあるのかな
あの日見た夕焼けの光がまぶたの裏にこびりついて
多分、草ぐらいは生えているよ
海は赤いかもしれないし、空は真っ暗かもしれないと君はおっしゃる
友達の証として持っていったキーホルダーは
大気圏を突き抜けると燃え殻になった
ああ、何かがあるといいな
コンビニの限定スイーツぐらいの淡い期待に体がふるえる
「あなたを不幸にできるのは宇宙でただ1人だけ」
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● ●● ● ●●● ● ●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●● ●●● ●●●●●● ● ●●● ● ●●● ●●●● ●●●●● ●●●●● ●●●●● ● ●●● ●● ●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●●●●● ●●●● ●●●● ●●●● ● ●●● ●●● ●●●●●●●● ●●●● ●●●● ●● ● ●●● ● ●●● ●●● ● ●●●●●● ●●● ●●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●● ●● ● ●●●●●●● ●●●● ●●● ●●● ●●●●●● ●● ●●●●● ●●● ● ●● ● ●●● ● ●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●● ●●● ●●●●●● ● ●●● ● ●●● ●●●● ●●●●● ●●●●● ●●●●● ● ●●● ●● ●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●●●●● ●●●● ●●●● ●●●● ● ●●● ●●● ●●●●●●●● ●●●● ●●●● ●● ● ●●● ● ●●● ●●● ● ●●●●●● ●●● ●●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●● ●● ● ●●●●●●● ●●●● ●●● ●●● ●●●●●● ●● ●●●●● ●●● ● ●● ● ●●● ● ●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●● ●●● ●●●●●● ● ●●● ● ●●● ●●●● ●●●●● ●●●●● ●●●●● ● ●●● ●● ●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●●●●● ●●●● ●●●● ●●●● ● ●●● ●●● ●●●●●●●● ●●●● ●●●● ●● ● ●●● ● ●●● ●●● ● ●●●●●● ●●● ●●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●● ●● ● ●●●●●●● ●●●● ●●● ●●● ●●●●●● ●● ●●●●● ●●● ● ●● ● ●●● ● ●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●● ●●● ●●●●●● ● ●●● ● ●●● ●●●● ●●●●● ●●●●● ●●●●● ● ●●● ●● ●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●●●●● ●●●● ●●●● ●●●● ● ●●● ●●● ●●●●●●●● ●●●● ●●●● ●● ● ●●● ● ●●● ●●● ● ●●●●●● ●●● ●●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●● ●● ● ●●●●●●● ●●●● ●●● ●●● ●●●●●● ●● ●●●●● ●●● ● ●● ● ●●● ● ●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●● ●●● ●●●●●● ● ●●● ● ●●● ●●●● ●●●●● ●●●●● ●●●●● ● ●●● ●● ●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●●●●● ●●●● ●●●● ●●●● ● ●●● ●●● ●●●●●●●● ●●●● ●●●● ●● ● ●●● ● ●●● ●●● ● ●●●●●● ●●● ●●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●● ●● ● ●●●●●●● ●●●● ●●● ●●● ●●●●●● ●● ●●●●● ●●● ● ●● ● ●●● ● ●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●● ●●● ●●●●●● ● ●●● ● ●●● ●●●● ●●●●● ●●●●● ●●●●● ● ●●● ●● ●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●●●●● ●●●● ●●●● ●●●● ● ●●● ●●● ●●●●●●●● ●●●● ●●●● ●● ● ●●● ● ●●● ●●● ● ●●●●●● ●●● ●●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●● ●● ● ●●●●●●● ●●●● ●●● ●●● ●●●●●● ●● ●●●●● ●●● ● ●● ● ●●● ● ●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●● ●●● ●●●●●● ● ●●● ● ●●● ●●●● ●●●●● ●●●●● ●●●●● ● ●●● ●● ●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●●●●● ●●●● ●●●● ●●●● ● ●●● ●●● ●●●●●●●● ●●●● ●●●● ●● ● ●●● ● ●●● ●●● ● ●●●●●● ●●● ●●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●● ●● ● ●●●●●●● ●●●● ●●● ●●● ●●●●●● ●● ●●●●● ●●● ● ●● ● ●●● ● ●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●● ●●● ●●●●●● ● ●●● ● ●●● ●●●● ●●●●● ●●●●● ●●●●● ● ●●● ●● ●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●●●●● ●●●● ●●●● ●●●● ● ●●● ●●● ●●●●●●●● ●●●● ●●●● ●● ● ●●● ● ●●● ●●● ● ●●●●●● ●●● ●●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●● ●● ● ●●●●●●● ●●●● ●●● ●●● ●●●●●● ●● ●●●●● ●●● ● ●● ● ●●● ● ●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●● ●●● ●●●●●● ● ●●● ● ●●● ●●●● ●●●●● ●●●●● ●●●●● ● ●●● ●● ●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●●●●● ●●●● ●●●● ●●●● ● ●●● ●●● ●●●●●●●● ●●●● ●●●● ●● ● ●●● ● ●●● ●●● ● ●●●●●● ●●● ●●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●● ●● ● ●●●●●●● ●●●● ●●● ●●● ●●●●●● ●● ●●●●● ●●● ● ●● ● ●●● ● ●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●● ●●● ●●●●●● ● ●●● ● ●●● ●●●● ●●●●● ●●●●● ●●●●● ● ●●● ●● ●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●●●●● ●●●● ●●●● ●●●● ● ●●● ●●● ●●●●●●●● ●●●● ●●●● ●● ● ●●● ● ●●● ●●● ● ●●●●●● ●●● ●●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●● ●● ● ●●●●●●● ●●●● ●●● ●●● ●●●●●● ●● ●●●●● ●●● ● ●● ● ●●● ● ●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●● ●●● ●●●●●● ● ●●● ● ●●● ●●●● ●●●●● ●●●●● ●●●●● ● ●●● ●● ●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●●●●● ●●●● ●●●● ●●●● ● ●●● ●●● ●●●●●●●● ●●●● ●●●● ●● ● ●●● ● ●●● ●●● ● ●●●●●● ●●● ●●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●● ●● ● ●●●●●●● ●●●● ●●● ●●● ●●●●●● ●● ●●●●● ●●● ● ●● ● ●●● ● ●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●● ●●● ●●●●●● ● ●●● ● ●●● ●●●● ●●●●● ●●●●● ●●●●● ● ●●● ●● ●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●●●●● ●●●● ●●●● ●●●● ● ●●● ●●● ●●●●●●●● ●●●● ●●●● ●● ● ●●● ● ●●● ●●● ● ●●●●●● ●●● ●●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●● ●● ● ●●●●●●● ●●●● ●●● ●●● ●●●●●● ●● ●●●●● ●●● ● ●● ● ●●● ● ●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●● ●●● ●●●●●● ● ●●● ● ●●● ●●●● ●●●●● ●●●●● ●●●●● ● ●●● ●● ●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●●●●● ●●●● ●●●● ●●●● ● ●●● ●●● ●●●●●●●● ●●●● ●●●● ●● ● ●●● ● ●●● ●●● ● ●●●●●● ●●● ●●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●● ●● ● ●●●●●●● ●●●● ●●● ●●● ●●●●●● ●● ●●●●● ●●● ● ●● ● ●●● ● ●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●● ●●● ●●●●●● ● ●●● ● ●●● ●●●● ●●●●● ●●●●● ●●●●● ● ●●● ●● ●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●●●●● ●●●● ●●●● ●●●● ● ●●● ●●● ●●●●●●●● ●●●● ●●●● ●● ● ●●● ● ●●● ●●● ● ●●●●●● ●●● ●●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●● ●● ● ●●●●●●● ●●●● ●●● ●●● ●●●●●● ●● ●●●●● ●●● ● ●● ● ●●● ● ●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●● ●●● ●●●●●● ● ●●● ● ●●● ●●●● ●●●●● ●●●●● ●●●●● ● ●●● ●● ●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●●●●● ●●●● ●●●● ●●●● ● ●●● ●●● ●●●●●●●● ●●●● ●●●● ●● ● ●●● ● ●●● ●●● ● ●●●●●● ●●● ●●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●● ●● ● ●●●●●●● ●●●● ●●● ●●● ●●●●●● ●● ●●●●● ●●● ● ●● ● ●●● ● ●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●● ●●● ●●●●●● ● ●●● ● ●●● ●●●● ●●●●● ●●●●● ●●●●● ● ●●● ●● ●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●●●●● ●●●● ●●●● ●●●● ● ●●● ●●● ●●●●●●●● ●●●● ●●●● ●● ● ●●● ● ●●● ●●● ● ●●●●●● ●●● ●●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●● ●● ● ●●●●●●● ●●●● ●●● ●●● ●●●●●● ●● ●●●●● ●●● ● ●● ● ●●● ● ●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●● ●●● ●●●●●● ● ●●● ● ●●● ●●●● ●●●●● ●●●●● ●●●●● ● ●●● ●● ●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●●●●● ●●●● ●●●● ●●●● ● ●●● ●●● ●●●●●●●● ●●●● ●●●● ●● ● ●●● ● ●●● ●●● ● ●●●●●● ●●● ●●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●● ●● ● ●●●●●●● ●●●● ●●● ●●● ●●●●●● ●● ●●●●● ●●● ● ●● ● ●●● ● ●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●● ●●● ●●●●●● ● ●●● ● ●●● ●●●● ●●●●● ●●●●● ●●●●● ● ●●● ●● ●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●●●●● ●●●● ●●●● ●●●● ● ●●● ●●● ●●●●●●●● ●●●● ●●●● ●● ● ●●● ● ●●● ●●● ● ●●●●●● ●●● ●●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●● ●● ● ●●●●●●● ●●●● ●●● ●●● ●●●●●● ●● ●●●●● ●●● ● ●● ● ●●● ● ●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●● ●●● ●●●●●● ● ●●● ● ●●● ●●●● ●●●●● ●●●●● ●●●●● ● ●●● ●● ●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●●●●● ●●●● ●●●● ●●●● ● ●●● ●●● ●●●●●●●● ●●●● ●●●● ●● ● ●●● ● ●●● ●●● ● ●●●●●● ●●● ●●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●● ●● ● ●●●●●●● ●●●● ●●● ●●● ●●●●●● ●● ●●●●● ●●● ● ●● ● ●●● ● ●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●● ●●● ●●●●●● ● ●●● ● ●●● ●●●● ●●●●● ●●●●● ●●●●● ● ●●● ●● ●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●●●●● ●●●● ●●●● ●●●● ● ●●● ●●● ●●●●●●●● ●●●● ●●●● ●● ● ●●● ● ●●● ●●● ● ●●●●●● ●●● ●●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●● ●● ● ●●●●●●● ●●●● ●●● ●●● ●●●●●● ●● ●●●●● ●●● ● ●● ● ●●● ● ●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●● ●●● ●●●●●● ● ●●● ● ●●● ●●●● ●●●●● ●●●●● ●●●●● ● ●●● ●● ●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●●●●● ●●●● ●●●● ●●●● ● ●●● ●●● ●●●●●●●● ●●●● ●●●● ●● ● ●●● ● ●●● ●●● ● ●●●●●● ●●● ●●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●● ●● ● ●●●●●●● ●●●● ●●● ●●● ●●●●●● ●● ●●●●● ●●● ● ●● ● ●●● ● ●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●● ●●● ●●●●●● ● ●●● ● ●●● ●●●● ●●●●● ●●●●● ●●●●● ● ●●● ●● ●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●●●●● ●●●● ●●●● ●●●● ● ●●● ●●● ●●●●●●●● ●●●● ●●●● ●● ● ●●● ● ●●● ●●● ● ●●●●●● ●●● ●●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●● ●● ● ●●●●●●● ●●●● ●●● ●●● ●●●●●● ●● ●●●●● ●●● ● ●● ● ●●● ● ●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●● ●●● ●●●●●● ● ●●● ● ●●● ●●●● ●●●●● ●●●●● ●●●●● ● ●●● ●● ●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●●●●● ●●●● ●●●● ●●●● ● ●●● ●●● ●●●●●●●● ●●●● ●●●● ●● ● ●●● ● ●●● ●●● ● ●●●●●● ●●● ●●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●● ●● ● ●●●●●●● ●●●● ●●● ●●● ●●●●●● ●● ●●●●● ●●● ● ●● ● ●●● ● ●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●● ●●● ●●●●●● ● ●●● ● ●●● ●●●● ●●●●● ●●●●● ●●●●● ● ●●● ●● ●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●●●●● ●●●● ●●●● ●●●● ● ●●● ●●● ●●●●●●●● ●●●● ●●●● ●● ● ●●● ● ●●● ●●● ● ●●●●●● ●●● ●●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●● ●● ● ●●●●●●● ●●●● ●●● ●●● ●●●●●● ●● ●●●●● ●●● ● ●● ● ●●● ● ●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●● ●●● ●●●●●● ● ●●● ● ●●● ●●●● ●●●●● ●●●●● ●●●●● ● ●●● ●● ●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●●●●● ●●●● ●●●● ●●●● ● ●●● ●●● ●●●●●●●● ●●●● ●●●● ●● ● ●●● ● ●●● ●●● ● ●●●●●● ●●● ●●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●● ●● ● ●●●●●●● ●●●● ●●● ●●● ●●●●●● ●● ●●●●● ●●● ● ●● ● ●●● ● ●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●● ●●● ●●●●●● ● ●●● ● ●●● ●●●● ●●●●● ●●●●● ●●●●● ● ●●● ●● ●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●●●●● ●●●● ●●●● ●●●● ● ●●● ●●● ●●●●●●●● ●●●● ●●●● ●● ● ●●● ● ●●● ●●● ● ●●●●●● ●●● ●●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●● ●● ● ●●●●●●● ●●●● ●●● ●●● ●●●●●● ●● ●●●●● ●●● ● ●● ● ●●● ● ●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●● ●●● ●●●●●● ● ●●● ● ●●● ●●●● ●●●●● ●●●●● ●●●●● ● ●●● ●● ●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●●●●● ●●●● ●●●● ●●●● ● ●●● ●●● ●●●●●●●● ●●●● ●●●● ●● ● ●●● ● ●●● ●●● ● ●●●●●● ●●● ●●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●● ●● ● ●●●●●●● ●●●● ●●● ●●● ●●●●●● ●● ●●●●● ●●● ● ●● ● ●●● ● ●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●● ●●● ●●●●●● ● ●●● ● ●●● ●●●● ●●●●● ●●●●● ●●●●● ● ●●● ●● ●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●●●●● ●●●● ●●●● ●●●● ● ●●● ●●● ●●●●●●●● ●●●● ●●●● ●● ● ●●● ● ●●● ●●● ● ●●●●●● ●●● ●●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●● ●● ● ●●●●●●● ●●●● ●●● ●●● ●●●●●● ●● ●●●●● ●●● ● ●● ● ●●● ● ●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●● ●●● ●●●●●● ● ●●● ● ●●● ●●●● ●●●●● ●●●●● ●●●●● ● ●●● ●● ●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●●●●● ●●●● ●●●● ●●●● ● ●●● ●●● ●●●●●●●● ●●●● ●●●● ●● ● ●●● ● ●●● ●●● ● ●●●●●● ●●● ●●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●● ●● ● ●●●●●●● ●●●● ●●● ●●● ●●●●●● ●● ●●●●● ●●● ● ●● ● ●●● ● ●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●● ●●● ●●●●●● ● ●●● ● ●●● ●●●● ●●●●● ●●●●● ●●●●● ● ●●● ●● ●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●●●●● ●●●● ●●●● ●●●● ● ●●● ●●● ●●●●●●●● ●●●● ●●●● ●● ● ●●● ● ●●● ●●● ● ●●●●●● ●●● ●●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●● ●● ● ●●●●●●● ●●●● ●●● ●●● ●●●●●● ●● ●●●●● ●●● ● ●● ● ●●● ● ●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●● ●●● ●●●●●● ● ●●● ● ●●● ●●●● ●●●●● ●●●●● ●●●●● ● ●●● ●● ●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●●●●● ●●●● ●●●● ●●●● ● ●●● ●●● ●●●●●●●● ●●●● ●●●● ●● ● ●●● ● ●●● ●●● ● ●●●●●● ●●● ●●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●● ●● ● ●●●●●●● ●●●● ●●● ●●● ●●●●●● ●● ●●●●● ●●● ● ●● ● ●●● ● ●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●● ●●● ●●●●●● ● ●●● ● ●●● ●●●● ●●●●● ●●●●● ●●●●● ● ●●● ●● ●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●●●●● ●●●● ●●●● ●●●● ● ●●● ●●● ●●●●●●●● ●●●● ●●●● ●● ● ●●● ● ●●● ●●● ● ●●●●●● ●●● ●●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●● ●● ● ●●●●●●● ●●●● ●●● ●●● ●●●●●● ●● ●●●●● ●●● ● ●● ● ●●● ● ●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●● ●●● ●●●●●● ● ●●● ● ●●● ●●●● ●●●●● ●●●●● ●●●●● ● ●●● ●● ●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●●●●● ●●●● ●●●● ●●●● ● ●●● ●●● ●●●●●●●● ●●●● ●●●● ●● ● ●●● ● ●●● ●●● ● ●●●●●● ●●● ●●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●● ●● ● ●●●●●●● ●●●● ●●● ●●● ●●●●●● ●● ●●●●● ●●● ● ●● ● ●●● ● ●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●● ●●● ●●●●●● ● ●●● ● ●●● ●●●● ●●●●● ●●●●● ●●●●● ● ●●● ●● ●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●●●●● ●●●● ●●●● ●●●● ● ●●● ●●● ●●●●●●●● ●●●● ●●●● ●● ● ●●● ● ●●● ●●● ● ●●●●●● ●●● ●●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●● ●● ● ●●●●●●● ●●●● ●●● ●●● ●●●●●● ●● ●●●●● ●●● ● ●● ● ●●● ● ●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●● ●●● ●●●●●● ● ●●● ● ●●● ●●●● ●●●●● ●●●●● ●●●●● ● ●●● ●● ●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●●●●● ●●●● ●●●● ●●●● ● ●●● ●●● ●●●●●●●● ●●●● ●●●● ●● ● ●●● ● ●●● ●●● ● ●●●●●● ●●● ●●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●● ●● ● ●●●●●●● ●●●● ●●● ●●● ●●●●●● ●● ●●●●● ●●● ● ●● ● ●●● ● ●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●● ●●● ●●●●●● ● ●●● ● ●●● ●●●● ●●●●● ●●●●● ●●●●● ● ●●● ●● ●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●●●●● ●●●● ●●●● ●●●● ● ●●● ●●● ●●●●●●●● ●●●● ●●●● ●● ● ●●● ● ●●● ●●● ● ●●●●●● ●●● ●●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●● ●● ● ●●●●●●● ●●●● ●●● ●●● ●●●●●● ●● ●●●●● ●●● ● ●● ● ●●● ● ●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●● ●●● ●●●●●● ● ●●● ● ●●● ●●●● ●●●●● ●●●●● ●●●●● ● ●●● ●● ●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●●●●● ●●●● ●●●● ●●●● ● ●●● ●●● ●●●●●●●● ●●●● ●●●● ●● ● ●●● ● ●●● ●●● ● ●●●●●● ●●● ●●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●● ●● ● ●●●●●●● ●●●● ●●● ●●● ●●●●●● ●● ●●●●● ●●● ● ●● ● ●●● ● ●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●● ●●● ●●●●●● ● ●●● ● ●●● ●●●● ●●●●● ●●●●● ●●●●● ● ●●● ●● ●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●●●●● ●●●● ●●●● ●●●● ● ●●● ●●● ●●●●●●●● ●●●● ●●●● ●● ● ●●● ● ●●● ●●● ● ●●●●●● ●●● ●●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●● ●● ● ●●●●●●● ●●●● ●●● ●●● ●●●●●● ●● ●●●●● ●●● ● ●● ● ●●● ● ●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●● ●●● ●●●●●● ● ●●● ● ●●● ●●●● ●●●●● ●●●●● ●●●●● ● ●●● ●● ●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●●●●● ●●●● ●●●● ●●●● ● ●●● ●●● ●●●●●●●● ●●●● ●●●● ●● ● ●●● ● ●●● ●●● ● ●●●●●● ●●● ●●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●● ●● ● ●●●●●●● ●●●● ●●● ●●● ●●●●●● ●● ●●●●● ●●● ● ●● ● ●●● ● ●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●● ●●● ●●●●●● ● ●●● ● ●●● ●●●● ●●●●● ●●●●● ●●●●● ● ●●● ●● ●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●●●●● ●●●● ●●●● ●●●● ● ●●● ●●● ●●●●●●●● ●●●● ●●●● ●● ● ●●● ● ●●● ●●● ● ●●●●●● ●●● ●●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●● ●● ● ●●●●●●● ●●●● ●●● ●●● ●●●●●● ●● ●●●●● ●●● ● ●● ● ●●● ● ●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●● ●●● ●●●●●● ● ●●● ● ●●● ●●●● ●●●●● ●●●●● ●●●●● ● ●●● ●● ●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●●●●● ●●●● ●●●● ●●●● ● ●●● ●●● ●●●●●●●● ●●●● ●●●● ●● ● ●●● ● ●●● ●●● ● ●●●●●● ●●● ●●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●● ●● ● ●●●●●●● ●●●● ●●● ●●● ●●●●●● ●● ●●●●● ●●● ● ●● ● ●●● ● ●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●● ●●● ●●●●●● ● ●●● ● ●●● ●●●● ●●●●● ●●●●● ●●●●● ● ●●● ●● ●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●●●●● ●●●● ●●●● ●●●● ● ●●● ●●● ●●●●●●●● ●●●● ●●●● ●● ● ●●● ● ●●● ●●● ● ●●●●●● ●●● ●●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●● ●● ● ●●●●●●● ●●●● ●●● ●●● ●●●●●● ●● ●●●●● ●●● ● ●● ● ●●● ● ●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●● ●●● ●●●●●● ● ●●● ● ●●● ●●●● ●●●●● ●●●●● ●●●●● ● ●●● ●● ●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●●●●● ●●●● ●●●● ●●●● ● ●●● ●●● ●●●●●●●● ●●●● ●●●● ●● ● ●●● ● ●●● ●●● ● ●●●●●● ●●● ●●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●● ●● ● ●●●●●●● ●●●● ●●● ●●● ●●●●●● ●● ●●●●● ●●● ● ●● ● ●●● ● ●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●● ●●● ●●●●●● ● ●●● ● ●●● ●●●● ●●●●● ●●●●● ●●●●● ● ●●● ●● ●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●●●●● ●●●● ●●●● ●●●● ● ●●● ●●● ●●●●●●●● ●●●● ●●●● ●● ● ●●● ● ●●● ●●● ● ●●●●●● ●●● ●●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●● ●● ● ●●●●●●● ●●●● ●●● ●●● ●●●●●● ●● ●●●●● ●●● ● ●● ● ●●● ● ●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●● ●●● ●●●●●● ● ●●● ● ●●● ●●●● ●●●●● ●●●●● ●●●●● ● ●●● ●● ●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●●●●● ●●●● ●●●● ●●●● ● ●●● ●●● ●●●●●●●● ●●●● ●●●● ●● ● ●●● ● ●●● ●●● ● ●●●●●● ●●● ●●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●● ●● ● ●●●●●●● ●●●● ●●● ●●● ●●●●●● ●● ●●●●● ●●● ● ●● ● ●●● ● ●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●● ●●● ●●●●●● ● ●●● ● ●●● ●●●● ●●●●● ●●●●● ●●●●● ● ●●● ●● ●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●●●●● ●●●● ●●●● ●●●● ● ●●● ●●● ●●●●●●●● ●●●● ●●●● ●● ● ●●● ● ●●● ●●● ● ●●●●●● ●●● ●●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●● ●● ● ●●●●●●● ●●●● ●●● ●●● ●●●●●● ●● ●●●●● ●●● ● ●● ● ●●● ● ●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●● ●●● ●●●●●● ● ●●● ● ●●● ●●●● ●●●●● ●●●●● ●●●●● ● ●●● ●● ●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●●●●● ●●●● ●●●● ●●●● ● ●●● ●●● ●●●●●●●● ●●●● ●●●● ●● ● ●●● ● ●●● ●●● ● ●●●●●● ●●● ●●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●● ●● ● ●●●●●●● ●●●● ●●● ●●● ●●●●●● ●● ●●●●● ●●● ● ●● ● ●●● ● ●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●● ●●● ●●●●●● ● ●●● ● ●●● ●●●● ●●●●● ●●●●● ●●●●● ● ●●● ●● ●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●●●●● ●●●● ●●●● ●●●● ● ●●● ●●● ●●●●●●●● ●●●● ●●●● ●● ● ●●● ● ●●● ●●● ● ●●●●●● ●●● ●●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●● ●● ● ●●●●●●● ●●●● ●●● ●●● ●●●●●● ●● ●●●●● ●●● ● ●● ● ●●● ● ●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●● ●●● ●●●●●● ● ●●● ● ●●● ●●●● ●●●●● ●●●●● ●●●●● ● ●●● ●● ●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●●●●● ●●●● ●●●● ●●●● ● ●●● ●●● ●●●●●●●● ●●●● ●●●● ●● ● ●●● ● ●●● ●●● ● ●●●●●● ●●● ●●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●● ●● ● ●●●●●●● ●●●● ●●● ●●● ●●●●●● ●● ●●●●● ●●● ● ●● ● ●●● ● ●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●● ●●● ●●●●●● ● ●●● ● ●●● ●●●● ●●●●● ●●●●● ●●●●● ● ●●● ●● ●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●●●●● ●●●● ●●●● ●●●● ● ●●● ●●● ●●●●●●●● ●●●● ●●●● ●● ● ●●● ● ●●● ●●● ● ●●●●●● ●●● ●●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●● ●● ● ●●●●●●● ●●●● ●●● ●●● ●●●●●● ●● ●●●●● ●●● ● ●● ● ●●● ● ●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●● ●●● ●●●●●● ● ●●● ● ●●● ●●●● ●●●●● ●●●●● ●●●●● ● ●●● ●● ●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●●●●● ●●●● ●●●● ●●●● ● ●●● ●●● ●●●●●●●● ●●●● ●●●● ●● ● ●●● ● ●●● ●●● ● ●●●●●● ●●● ●●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●● ●● ● ●●●●●●● ●●●● ●●● ●●● ●●●●●● ●● ●●●●● ●●● ● ●● ● ●●● ● ●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●● ●●● ●●●●●● ● ●●● ● ●●● ●●●● ●●●●● ●●●●● ●●●●● ● ●●● ●● ●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●●●●● ●●●● ●●●● ●●●● ● ●●● ●●● ●●●●●●●● ●●●● ●●●● ●● ● ●●● ● ●●● ●●● ● ●●●●●● ●●● ●●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●● ●● ● ●●●●●●● ●●●● ●●● ●●● ●●●●●● ●● ●●●●● ●●● ● ●● ● ●●● ● ●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●● ●●● ●●●●●● ● ●●● ● ●●● ●●●● ●●●●● ●●●●● ●●●●● ● ●●● ●● ●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●●●●● ●●●● ●●●● ●●●● ● ●●● ●●● ●●●●●●●● ●●●● ●●●● ●● ● ●●● ● ●●● ●●● ● ●●●●●● ●●● ●●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●● ●● ● ●●●●●●● ●●●● ●●● ●●● ●●●●●● ●● ●●●●● ●●● ● ●● ● ●●● ● ●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●● ●●● ●●●●●● ● ●●● ● ●●● ●●●● ●●●●● ●●●●● ●●●●● ● ●●● ●● ●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●●●●● ●●●● ●●●● ●●●● ● ●●● ●●● ●●●●●●●● ●●●● ●●●● ●● ● ●●● ● ●●● ●●● ● ●●●●●● ●●● ●●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●● ●● ● ●●●●●●● ●●●● ●●● ●●● ●●●●●● ●● ●●●●● ●●● ● ●● ● ●●● ● ●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●● ●●● ●●●●●● ● ●●● ● ●●● ●●●● ●●●●● ●●●●● ●●●●● ● ●●● ●● ●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●●●●● ●●●● ●●●● ●●●● ● ●●● ●●● ●●●●●●●● ●●●● ●●●● ●● ● ●●● ● ●●● ●●● ● ●●●●●● ●●● ●●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●● ●● ● ●●●●●●● ●●●● ●●● ●●● ●●●●●● ●● ●●●●● ●●● ● ●● ● ●●● ● ●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●● ●●● ●●●●●● ● ●●● ● ●●● ●●●● ●●●●● ●●●●● ●●●●● ● ●●● ●● ●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●●●●● ●●●● ●●●● ●●●● ● ●●● ●●● ●●●●●●●● ●●●● ●●●● ●● ● ●●● ● ●●● ●●● ● ●●●●●● ●●● ●●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●● ●● ● ●●●●●●● ●●●● ●●● ●●● ●●●●●● ●● ●●●●● ●●● ● ●● ● ●●● ● ●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●● ●●● ●●●●●● ● ●●● ● ●●● ●●●● ●●●●● ●●●●● ●●●●● ● ●●● ●● ●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●●●●● ●●●● ●●●● ●●●● ● ●●● ●●● ●●●●●●●● ●●●● ●●●● ●● ● ●●● ● ●●● ●●● ● ●●●●●● ●●● ●●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●● ●● ● ●●●●●●● ●●●● ●●● ●●● ●●●●●● ●● ●●●●● ●●● ● ●● ● ●●● ● ●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●● ●●● ●●●●●● ● ●●● ● ●●● ●●●● ●●●●● ●●●●● ●●●●● ● ●●● ●● ●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●●●●● ●●●● ●●●● ●●●● ● ●●● ●●● ●●●●●●●● ●●●● ●●●● ●● ● ●●● ● ●●● ●●● ● ●●●●●● ●●● ●●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●● ●● ● ●●●●●●● ●●●● ●●● ●●● ●●●●●● ●● ●●●●● ●●● ● ●● ● ●●● ● ●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●● ●●● ●●●●●● ● ●●● ● ●●● ●●●● ●●●●● ●●●●● ●●●●● ● ●●● ●● ●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●●●●● ●●●● ●●●● ●●●● ● ●●● ●●● ●●●●●●●● ●●●● ●●●● ●● ● ●●● ● ●●● ●●● ● ●●●●●● ●●● ●●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●● ●● ● ●●●●●●● ●●●● ●●● ●●● ●●●●●● ●● ●●●●● ●●● ● ●● ● ●●● ● ●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●● ●●● ●●●●●● ● ●●● ● ●●● ●●●● ●●●●● ●●●●● ●●●●● ● ●●● ●● ●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●●●●● ●●●● ●●●● ●●●● ● ●●● ●●● ●●●●●●●● ●●●● ●●●● ●● ● ●●● ● ●●● ●●● ● ●●●●●● ●●● ●●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●● ●● ● ●●●●●●● ●●●● ●●● ●●● ●●●●●● ●● ●●●●● ●●● ● ●● ● ●●● ● ●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●● ●●● ●●●●●● ● ●●● ● ●●● ●●●● ●●●●● ●●●●● ●●●●● ● ●●● ●● ●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●●●●● ●●●● ●●●● ●●●● ● ●●● ●●● ●●●●●●●● ●●●● ●●●● ●● ● ●●● ● ●●● ●●● ● ●●●●●● ●●● ●●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●● ●● ● ●●●●●●● ●●●● ●●● ●●● ●●●●●● ●● ●●●●● ●●● ● ●● ● ●●● ● ●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●● ●●● ●●●●●● ● ●●● ● ●●● ●●●● ●●●●● ●●●●● ●●●●● ● ●●● ●● ●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●●●●● ●●●● ●●●● ●●●● ● ●●● ●●● ●●●●●●●● ●●●● ●●●● ●● ● ●●● ● ●●● ●●● ● ●●●●●● ●●● ●●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●● ●● ● ●●●●●●● ●●●● ●●● ●●● ●●●●●● ●● ●●●●● ●●● ● ●● ● ●●● ● ●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●● ●●● ●●●●●● ● ●●● ● ●●● ●●●● ●●●●● ●●●●● ●●●●● ● ●●● ●● ●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●●●●● ●●●● ●●●● ●●●● ● ●●● ●●● ●●●●●●●● ●●●● ●●●● ●● ● ●●● ● ●●● ●●● ● ●●●●●● ●●● ●●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●● ●● ● ●●●●●●● ●●●● ●●● ●●● ●●●●●● ●● ●●●●● ●●● ● ●● ● ●●● ● ●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●● ●●● ●●●●●● ● ●●● ● ●●● ●●●● ●●●●● ●●●●● ●●●●● ● ●●● ●● ●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●●●●● ●●●● ●●●● ●●●● ● ●●● ●●● ●●●●●●●● ●●●● ●●●● ●● ● ●●● ● ●●● ●●● ● ●●●●●● ●●● ●●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●● ●● ● ●●●●●●● ●●●● ●●● ●●● ●●●●●● ●● ●●●●● ●●● ● ●● ● ●●● ● ●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●● ●●● ●●●●●● ● ●●● ● ●●● ●●●● ●●●●● ●●●●● ●●●●● ● ●●● ●● ●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●●●●● ●●●● ●●●● ●●●● ● ●●● ●●● ●●●●●●●● ●●●● ●●●● ●● ● ●●● ● ●●● ●●● ● ●●●●●● ●●● ●●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●● ●● ● ●●●●●●● ●●●● ●●● ●●● ●●●●●● ●● ●●●●● ●●● ● ●● ● ●●● ● ●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●● ●●● ●●●●●● ● ●●● ● ●●● ●●●● ●●●●● ●●●●● ●●●●● ● ●●● ●● ●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●●●●● ●●●● ●●●● ●●●● ● ●●● ●●● ●●●●●●●● ●●●● ●●●● ●● ● ●●● ● ●●● ●●● ● ●●●●●● ●●● ●●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●● ●● ● ●●●●●●● ●●●● ●●● ●●● ●●●●●● ●● ●●●●● ●●● ● ●● ● ●●● ● ●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●● ●●● ●●●●●● ● ●●● ● ●●● ●●●● ●●●●● ●●●●● ●●●●● ● ●●● ●● ●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●●●●● ●●●● ●●●● ●●●● ● ●●● ●●● ●●●●●●●● ●●●● ●●●● ●● ● ●●● ● ●●● ●●● ● ●●●●●● ●●● ●●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●● ●● ● ●●●●●●● ●●●● ●●● ●●● ●●●●●● ●● ●●●●● ●●● ● ●● ● ●●● ● ●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●● ●●● ●●●●●● ● ●●● ● ●●● ●●●● ●●●●● ●●●●● ●●●●● ● ●●● ●● ●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●●●●● ●●●● ●●●● ●●●● ● ●●● ●●● ●●●●●●●● ●●●● ●●●● ●● ● ●●● ● ●●● ●●● ● ●●●●●● ●●● ●●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●● ●● ● ●●●●●●● ●●●● ●●● ●●● ●●●●●● ●● ●●●●● ●●● ● ●● ● ●●● ● ●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●● ●●● ●●●●●● ● ●●● ● ●●● ●●●● ●●●●● ●●●●● ●●●●● ● ●●● ●● ●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●●●●● ●●●● ●●●● ●●●● ● ●●● ●●● ●●●●●●●● ●●●● ●●●● ●● ● ●●● ● ●●● ●●● ● ●●●●●● ●●● ●●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●● ●● ● ●●●●●●● ●●●● ●●● ●●● ●●●●●● ●● ●●●●● ●●● ● ●● ● ●●● ● ●●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●● ●●● ●●●●●● ● ●●● ● ●●● ●●●● ●●●●● ●●●●● ●●●●● ● ●●● ●● ●● ●●●●●● ● ●● ● ●●● ●●●●●●● ●●●● ●●●● ●●●● ● ●●● ●●● ●●●●●●●● ●●●●
愛の詩
時代がほら 諦めたつもりで
輝きを無くしている
ぶつかり合う世の中で
壊れだした人類の心
哀しみに口を噤んで 言葉を亡くさないで
語らなきゃいけないの
愛の詩 愛の詩
愛が好きって 綴っていたい
群衆がほら 理解ったつもりで
愛を軽々しく語っている
其々の思惑を抱いて
渦巻いている僕達の街
誰かの呼ぶ声に 立ち止まらないで
進まなきゃいけないの
愛の詩 愛の詩
愛が好きって 綴っていたい
何度傷付いたら 何度躓いたら
其処に辿り着けるの?
愛の鼓動がまた 弱っていく現代
挫けず貴方と生きていたい
愛の詩 愛の詩
愛が好き 愛が好きって
明日も紡げますように…
ズレの累積
二月に入って、朝の空気が一段冷える。
庁舎に入り、コートを脱いで席に着く。
内線が鳴った。
「白石さん、昨日の件なんだけど」
総務課の担当者だった。受話器を肩に挟み、机の端から該当する資料を引き寄せる。
「前提は、昨日お伝えしたとおりです」
一瞬の沈黙のあと、相手が言った。
「それが、うちの課にはその認識が来てなくて」
画面を見つめたまま、短く息を吐く。
「わかりました。こちらで整理します」
電話を切り、別部署に確認を入れる。
「なるほど、そういうことですね」
「失礼しました」
「いえ」
受話器を置くとき、プラスチックが軽く鳴った。
昨日確認したはずの文言。共有したつもりの前提。
少しずつ、噛み合っていない。
間に入ると、話は先に進んだ。修正と再共有は、その場で済ませた。
「白石さんが把握してるなら大丈夫ですよね」
そんな言葉が、自然に飛び交うようになった。
反応は返さない。
昼前、福祉課で短い打ち合わせをした。事実関係を確認し、文言を整える。
「ここは、正確にしておいたほうがいいと思います」
その修正で、話はいったん止まった。別の部署の確認が必要になったからだ。
「じゃあ、午後に持ち越しですね」
誰かがそう言い、打ち合わせは終わった。
廊下の冷気を感じた瞬間、声がかかった。
「白石さん、判断もらえますか」
資料に目を通し、頷く。
「この形で進めてください」
誰も異を唱えない。
判断は、そこで止まり、そのまま先に流れていく。
午後の会議では、説明役になる場面が増えた。
「白石から説明してもらおうか」
立ち上がり、資料を手に取る。説明は簡潔で、誰かを否定しない形に整えられている。
会議は予定より早く終わった。
廊下に出たところで、上司が声をかけてきた。
「最近、助かってるよ。細かいところまで見てくれて」
「いえ」
夕方、ようやく席に戻ると、机の上には朝よりも多くの書類が積まれていた。
どれも、関わった案件だった。
一つ手に取り、内容を確認する。修正した箇所に、赤ペンの跡が残っている。
時計を見る。もうすぐ定時だった。
仕事は、まだ回っている。
ただ、
白石がいないと回らない部分が、
少しずつ増えている。
その事実は、
まだ整理されていなかった。
人生劇場
用は足したのですが
ちょうどうちの部屋の若いものがやってきて
口喧嘩をはじめましたので
出るに出られません
原因は私のだらしなさで
その尻拭いを
誰がやるのかともめてるようで
出るに出られません
そのうち仕事の話が痴話になって
そうかこの二人はできていたのか
仕事はきちんとしているので
なんの問題もないけど
とても出るに出られません
大きな声もあげられない状況で
抑えた声はすっかり聞き取れてしまって
そりゃたわいもないことで
湯飲みがひとつ割れる音がした
人それぞれやね
とつぶやきながらようやく
よいしょと腰をあげて
どんな顔して部屋に戻ればいいのかなどと
帰りに給湯室を覗くと
割れているのは私の湯飲みで
ちょっとだけ救われた
回折格子
その二枚か三枚かの舌が造る世界が
あなたには本当なんだとしても
私には無縁の世界で
窮屈そうな
言葉たちをほどいて
その向こうの空を見る
さよならさえも言えない
あの人は
何と戦っていると言うんだろう
その瞳に映る空には
青が見えない
暗号なんか要らない
解読の楽しみなんか要らない
論破のための言葉なんか要らない
私には要らない
今日雪降って消えた
ことばはとんと降ってこない
今日雪降って消えました
ことばはとんと降ってきません
そんな気持ちだけが
しんしんと積もっては消えて
これも恋なんだと笑う
赤い頬っぺたの頃の君が
湯気の向こうに消えた
今日雪降って消えた
ひざを抱えて眠る者たちに
降って消えた
ことばはとんと
その二枚か三枚かの舌が造る言葉が
真実なんだとしても
あなたには真実なんだとしても
愚か者の大愚痴
あなたとの共通点だった涙も、もう意味のないもの、役立たず。
それでも私が大きな自己嫌悪をするときはきまってやって来る。
人が怖い、正直あなたと会うのも怖い。
とにかくもう
人に好かれようとして空回りするような
自分を大切にしきれなくて、いつも自己中って思われるような
嫌われたくないのに嫌われることに慣れようとしている嘘つきなような
そんな自分の愚かさ加減に呆れて、4にたくなる。
どうしたらそんな自分に折り合いが着くのだろうか。
答えは多分、自分しか知らないのに
誰かにきいてもあてにならないのに
考える脳みそと直感がまるで足りてない。
苦しいから飲んだ錠剤に
「今日は早く眠れますように」
そう願いを込めたけど、もう少し考えたい。
もういっそ、海外でも行けばいいのかも。
でも、怖い。
怖がりも、完璧主義も、何もかもやめたい。
だけど、こんな自分でもなにかの役に立つんじゃないかと思って
こんな詩を書いている。
書き続けることは、生きることのような氣がしてきた。
生きることは優しさと、誰かが歌っていた。
こんな私はどうせまた誤解され続けると思うけれど
優しいって思ってもらえるだろうか。
それは、自己顕示欲でも認証欲求でもなく
だれかを助けられた証拠になるだろうか。
いつか、ちゃんと優しい人間になりたい。
性格の悪い自分から、脱皮したい。
[え]えんとつ屋根の下
赤いえんとつ屋根の下がお気に入り
色えんぴつと画用紙を持ってひろげる
温かいココアとデコボコのクッキーを側に
冬の隣に薪木を暖炉へ焚べる
瑠璃色の陽炎がえんとつ屋根の中を昇る
何億の溶けない雪の一粒がえんとつ屋根を通って瑠璃色へと落ちる
赤いレンガが煤けて、おかわりに飲む珈琲
揺り椅子に座って思い出に浸る
煤けたえんとつ屋根の元でシワをなぞる
今日もここはわたしの特等席
Cream soda
本当はドリンクバーになるはずが手違いで人間になってしまった私の血液はクリームソーダで、唾液はコーヒー。
だから私とキスし続けた君は、カフェイン中毒になる。
元々君は警察官で、『超能力課飛び降り自殺止め署』に配属されたエスパー。
飛び降り自殺者救うために、地球上の全ての地面、パンケーキに変える。
そのパンケーキをアリが食い尽くしていって、地球が消滅して行ってるから、全員火星に引っ越して、今じゃ君と私、二人だけしか暮らしていない。
地球最後の二人になった私達は、素っ裸でバイクにまたがって世界中を走り回ってる。
暇な時は死んだ人と電話が出来る死者とのテレフォンのサブスクに入ってるから、ノストラダムスに毎日電話して「この嘘つき」って言ってから切るの。
ある日、君が永久にクリームソーダしか飲めない病気になった日に、世界中からクリームソーダが消滅して、一生何も飲めなくなった。
「私の血液があるから安心してベイビー」
地球がもうすぐ無くなりそうね。
今じゃ4畳半の広さに、二人で暮らしてる。
「君はどうして地球に残ったの?」
「君こそなんで?」私達の答えは同じ。
君と二人きりになりたかったから。
君は夢の制作費が無くなったみたいで、最近夢を見なくなったらしい。
もうすぐ夢になる寸前の、胎児の状態の夢を脳みそから抜き出して君の前に差し出すと、手のひらの上で夢が始まって、その夢の中で君と私、手をつないで草原を走ってる。
[お]オールナイト・シンドローム
後天的端麗 浮ついて低迷する気取った幽霊
千鳥足で走ってる夢の中、Fiction connection horn鳴るセンターにアイラインを走らせて今日も惑わす放蕩
楽天的療法 過った用法容量を破り捨てて
淋病を患ってハイター、Session diction 笑えないdirty jokeにデキストを砕く夜が好きさ ダーリン
転換性の愛憎が私の首にぶら下がって
チョーカーの号が合わずに青痣を産んだ
伸縮性の免罪符をあなたのエサとトレードして
混ざり合う濃度の高い 曖昧に我爱你
眩いヘッドライトをスポットライトに踊らされるの
眠らぬ街で美しく着飾り肉を食らった愛欲の亡者
わたしをわたしだと誰かに認めてほしかっただけ
手首に涙腺を造るわたしを生み出したtokyo City
本能性健忘症 貶めて罵り合うチャンネル2番
美味しそうに食べる食わせ物 Influencer Ripper Creator
ただ時間の穴を埋めるだけの娯楽の更新を待つ囚人
お気に入りに塗り潰される gold fave 魯鈍 溶けた時間とアイロニー
電脳的な言葉にわたしの意思を委ねて
いいコになれないあのコのこと愛してほしい
感情的な態度でわたしの居場所を奪い去った
エライあなた方のための巣 蒙昧いらない子
気怠い身体をかなぐり捨てて羽を広げ光に群がる
眠らぬ街で醜く囀り肉に集う承認欲求の鵺
愛して愛して 誰かのためのものになりたくないだけ
屑を愛して削られるわたしを生み出したtokyo City
割れた液晶に指をふって
処方箋のみたいな人たちと集う路地裏
「かわいい女の子」のままで死にたい
痛いほど愛されなかった街で
眩いヘッドライトをスポットライトに踊らされるの
下だらぬ街で嘘に塗れて腐肉を貪るかわいいわたし
わたしをわたしだと誰かに認めてほしかっただけ
そんなの今さらどうでもいいから
気怠い身体をかなぐり捨てて羽を広げ光に群がる
眠らぬ街で馬鹿な優しい肉に出会うための夜
大好き大好き なんて言葉が繰り返し宙を舞うだけ
騒がしい夜がただ好きなだけのわたしを生み出したokyo City
ぽたぽた焼き
たまねぎを切るときは
目にしみてしょうがないけど
冷蔵庫に入れて冷やしておくか
切るときにコンロの火をちょっとつけておくだけで
涙が出にくくなるように
ふきんを使っても 輪ゴムを巻いても
固くて開けられない瓶のふたが
ふたのまわりをちょっとあっためてやるだけで
簡単にパカっと開けられるように
生きていくためのコツみたいなものも
きっとあるって あたし思うのよ
生まれた環境がほんの少し違っただけで
幸と不幸が分けられてしまう
それで人生すべてが決まってしまうのならば
神様 生まれる前に殺してくれたらよかったのにと
いまさらそんなことを云ったってキリがない
愛情過多で嘔吐し続ける人もいれば
愛はおろか 衣食住さえまともに与えられずに
自分を痛めつけずにはいられない人もいる
傍から見れば 一見どんなに幸福そうにみえても
みんなそれぞれ なにかしら抱えて生きている
どんなに足しても掛けても つきまとう物足りなさ
割っても割っても割り切れずにもてあましてしまう感情
それを人は 淋しさといい
悲しみと呼んでいる
生きることに正しいも間違いも本当はないんだけれど
人はひとりではとても脆くて弱い生き物だから
持ってる人をうらやみ 持っていない自分を憂いて
何が上で何が下とか 安心材料ばかり欲しがって
そんな自分がたまらなくかわいそうでかわいそうで仕方なくって
いじけて不貞腐れて こんな人生いらねえやなんて
半透明のゴミ袋に入れてゴミの日に出そうとするも
それが燃えるのか燃えないのか あるいは粗大ゴミ扱いなのか
粗大ゴミなら有料で いくらかかるのかなんて考えてるうちに
結局出せずに 溜まっていく一方だったりしてさ
ホント どうしていいかわかんないったらありゃしない
でもさ でもね
たまねぎを切るときの裏技とか
固い瓶のふたを開けるためのコツとかみたいに
生きていくためのコツがあったって不思議じゃないわけで
人生を切り開く缶切りみたいなのがあるんなら
すべてをあきらめたふりして逃げてる場合じゃないなって
そんな缶切りがもしあるのなら
これはもう なにがなんでも探すしかないって
探すしかないっていうのはつまり
生きてくしかないってことだから
もう四の五の云うのはやめにして
そろそろ本気で生きなきゃなってさ
……な~んて
なんだか真面目くさい話になってしまったわね
それより そんなこと考えてたら
なんだか急に お腹がすいてきちゃったわ
寒い日が続いてることだし 今夜は久々に
トマトシチューでも作ろっかな
☆★**★☆**☆★**★☆**☆★**★☆
ぽたぽた焼きの袋の裏にあった、おばあちゃんの知恵袋
あれ好きだったんだけど、久しぶりに買ってみたら
子どもの遊び、にかわってました^^;
イラストのおばあちゃんもリニューアルされたみたいでした(^_^;)
それにしても、トマトスープをよく作るわたしです(^^)
心臓をチュッパチャプスにした十二秒
全ての地面が、人間の皮膚と同じ素材になった世界で転がったら、君と抱き合っていた時の事思い出す。
真夜中、黄色い信号が点滅した回数分、君は増殖する。
今朝目覚めたら、君だらけになってた部屋。
君だらけといる間は、羊毛フェルトに包まれてるみたい。
守護霊が骨折したから、守護霊クリニックに診せにいく。
診察結果は全治2ヶ月。
「それまで私が、守護霊を守ってあげる番ね」
私のクローン工場から脱走者がたくさん出たらしい。
空中には、私私私私私私私、空は私だらけ、全員撃ち落としたミサイル。
今日、私はたくさん死んだ。
私、全員の墓。私も死んだら、そこに埋葬される。
ベートーヴェンの生まれ変わりは、今じゃユニクロの店員。
試着室に溜まったハンガー。
カチカチして演奏した交響曲第十番。
滑走路の亡霊がずっと私の後ろをつきまとって来る。
私はその滑走路を全力疾走して、空に羽ばたいていく。
ざわめく一秒。
いびつな二秒。
裸になった三秒。
没落した四秒。
ピッチャーマウンドに埋まっていた五秒。
水平線の最前線にいる六秒。
ひとりぼっちの七秒。
二酸化炭素が肉眼で見える八秒。
砂の城に暮らす九秒。
遊園地に置き去りにされた十秒。
真夜中の裂け目から生まれた十一秒。
そして私が、心臓をチュッパチャプスにした十二秒。
行き先
冬空のスーパーマーケットの駐車場にて、
人待つ間に買ったばかりの花林糖の袋を開ける。
ガラスの向こうにはパノラマの空。
雲があったりなかったり。
風が舞ったり舞わなかったり。
あっ、ヘリコプター。
ブルブルブルブル、威勢よく右の空へ。
あっ、飛行機。
音を立てずに、ひたすら左の空へと進んでいる。
上下に分かれて上手にすれ違った。
あっ、何の鳥だろう?
ちろちろちろり、前から奥へせわしなく。
みんな、どこに行くのだろう。
負けじと花林糖の袋に指を突っ込む。
ポリポリポリ。
喉を緩める。
手には次の花林糖。
やっぱりお茶を飲もうかな。
つまんだ指を袋に戻す。
Broken Textbook
算数
Q.1時間ごとに、世界のどこかの空から、900円が降ってくるようになって、私のところに連続で、降り続けた1年間の合計金額は?
A.788万4千円
英語
?の下の点に生まれた君は、ピリオドのふりして英文のラストに居座ってる。下の点を失った?は横に寝転んで、√のふりして生きていくことにしたらしい。
理科
コカコーラのレシピが、飲んだらわかるほどの、絶対舌感を持っている私は、君の汗を舐めた時、人間のレシピがわかった。
社会
2176年に流行したピンボール病にかかった人は、ピンボールのボールみたいに、全ての物にぶつかりながら前に進む。少し前を歩く君の背中のファスナーから、本当の君がこっちを覗いてる。
国語
世界中にあるすべての言葉が消滅して、ゼロから言語が誕生する。一番最初に生まれた言葉は、次の世界の『愛してる』に変わる言葉、『ばばぶぶぶぼー』。その後、『愛してる』って言葉も生まれたけど、次の世界でそれは『親指』って意味になる。だから、「ばばぶぶぶぼー愛してる」は、「愛してる、親指」。
道徳
世界中のピストルの銃口から、咲いた一輪の花。
とにかく包丁で言葉をザクザク切ります
とにかく包丁で
言葉をザクザク切ります
ザクザク
切った言葉には
ありがとう
さよなら
ひどい
と色々な人の想いがありました
今日も
新宿で
言葉をザクザク包丁で
切っては
お客に出しています
一つ三百円です
黒魔術師のSide Effects
「私が指をパチンと鳴らすたびに、
半径1キロメートル以内にある、
全ての建物が爆発するの」
そんな君が、渋谷スクランブル交差点の真ん中で、
鳴らした指。
私が「赤」とか「青」って言うたびに、
地球上にある全ての信号機が、その色に変わる。
そんな私が、ひたすら『赤』って連呼して、
世界を停止させた日。
君の血液型は珍しいQ型で、
出血多量死寸前の君に輸血するために、
自分の血液型をO型からQ型に変える、
黒魔術を唱えた副作用のせいで、
私は体内にある全ての骨が、なくなってしまった。
次に目覚めた時、私の体内の骨は復活していて、
その黒魔術を使った副作用のせいで、
君はジグソーパズルみたいに、
バラバラになっていて、
君を復元するために、パズルの天才少女を、
召喚した副作用で、私の姿は自販機に変わる。
「君がキスしてくれたら、元の姿に戻れるの」
って、世界のどこかで、
自販機と全く同じ外見になった私を、
見つけ出すために、
世界中の自販機に、君がした口づけ。
砂漠で人間に戻れた私の周囲には、建物が一つも無いから、君が指を鳴らしても、もう爆発は起こらない。
そんな君の隣で、私は『青』ってつぶやいて、
この世界を前進させる。
クロソイド曲線
国境のトンネルを
口下手な父の背中を
後部座席に寝ているふりで
にぎわう峠のドライブイン
見知らぬ町
見知らぬ人々のなかに
いつもとは違う顔の父がいた
ナトリウム灯に
群がるように雪がふる
硬く白い路面に
縦型の信号機に雪がふる
促されるまま
連続するカーブの
残りをひとつ
またひとつ数えて
からだが右左に傾くたび
父と子のぎこちない言葉が
すこしずつ解けだした
今年、父と同い年になる
シャボン
どこからか
ふつふつと雑音が沸いてきて
キャーッと悲鳴を上げ
誰かの裾を掴まえるが
裾はシャボンでできていて
パチパチと弾ける音ばかりが鳴る
逃げれば先はない
逃げなければ苦しい
ホームの後ろに
黒い抜け道があると聞いた
腰まで水に浸かりながら歩き
向こう側へ出た人がいる
駅のコンコースには噴水
豚まん店の裏は空洞になっている
水羊羹を売る小さな店は
ときどき 色がちがう
皆、泡のように浮かんでいる
私も真似て見るが
なかなかうまくゆかない
駅の中の本屋から
SOSが聞こえる
だめだった人たちだろうか
走る
手はシャボンで一杯
足が 痛い
雑音が
延長コードのように伸び
その先っぽは、手だ
もう、いいと思う
ここはシャボンの世界
豚まんを買い
するりと改札をぬける
陽射しが伸びてきて
次の闘いが始まる
終わりのない シャボン
茨の道
僕達は何度でも同じ過ちを繰り返す
でも太陽の向きによっては
それが正しい時もあるということを
君は何も諦めない眼で言い切った
茨の道を素足で歩くたび食い込む棘を
注意深く抜く時
いつかのあの日を思い出す
再生しすぎて擦り切れた画像の君は
あの日のままに今日も手招いてくる
預言者のように
あの時から今のこの時までを
君は知った上で諦めてはいけないと
やがて消え失せるのを拒む強さで
はかない約束をした
あの時二人で歩んだ道は
夏の終わりの温かい砂浜
君の足跡をなぞりながら
形を残そうと力いっぱい踏みつけて
逆光の中で君は確かに笑っていた
あやふやな記憶は時に鮮やかに
輝くものだけで君という像を結ぶけど
それはいつだって一瞬の奇跡のように
こことは切り離された夢物語に解ける
僕達は何度も道を誤り
離れてしまった体熱を探し続けるけれど
でも太陽の向きによっては
茨の道はひとりで歩くのが正しいのだと
いつかの君が呟いた声を今もまだ
忘れられないでいる
棘を抜く、痛みと共に
わっか
月のわっかをひっかけて
頭にのっけて笑ってみせた
「あなたの願い、叶えてあげる」
天使になったきみが言う。
夜 明 け の 扉
し ず か な し ず か な
夜 明 け の 空 に 霧 が か か る
手 に つ い た 絵 の 具 と 同 じ 色
隙 間 か ら 見 え る 古 び た 扉
笑 い た く な い な ら 土 に 潜 れ ば い い
唄 い た く な い な ら 鏡 を 睨 め ば い い
消 し ゴ ム が な い な ら 雨 に 打 た れ れ ば い い
あ け た い あ け た い
扉 の 向 こ う を 見 て み た い
眼 を 閉 じ 両 手 を 伸 ば す
ザ ワ ビ ギ ル リ
佇 む よ う に じ っ と し て い る
土 か ら 芽 が 顔 を 出 す
鏡 に 映 っ た 太 陽 が 微 笑 む
雨 の 代 わ り に 涙 が こ ぼ れ た
そ の と き
扉 は サ ワ ン と 開 い た
眩 し い
明 る い
や さ し い 朝 に
ゆ っ た り と 言 葉 を か け た
ラジオカセット
ラジオカセットの形をした惑星。
君の足が再生ボタンを踏む。
肺炎のサタンが地獄でした咳の音が聞こえる。
一日に一本、指が増えるようになったから、
一年後には340本になってしまう。
「どうにかしてよ」と言われた、
一休さんの頭の中では、爆音のポクチンが鳴る。
「涙に色を付けられるとしたら、何色にする?」
皮膚と同じ色にして、泣いてる事がバレないようにする。
分度器のように世界が真っ二つになって、
反対側の惑星にいる君に会うためにしたジャンプ。
辿り着いたのは、ラジオカセットの形をした惑星
君の足が再生ボタンを踏む
狼に育てられた子に恋をした奴が、
「ガオーガオー」を連呼した愛の告白が聞こえる。
来世では蚊に生まれ変わりたい。
そうなって一番最初にやりたい事は、
君がしたピースの隙間をくぐり抜ける事。