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2021/01/01 12:00:00

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逗留

こうもりが とんでた。
赤い雲は  その色で
早く帰れと 言うのに
只管ひたすらに わたしの足を
掴んで 影と残照のあわい
押しとどめ 見上げる
その目に 映っている
こうもりは 音はなく
黒に溶け込む その躰。
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 𝚂𝙷𝙸𝙽𝙸𝙶𝙸𝚆𝙰 𝙻𝙰𝚂𝚃 𝙱

 2025/10/28 05:09

ひじょうにわたくしごとですが、縦書き作品のリズムを掴みかねて錯誤しておりましたので
この作品の息継ぎと構成美にため息をついております

視線移動のあざやかな推移がもたらす映像的奥行き(空〜足首〜蝙蝠の瞳)と全体のゆったりした文体のコントラストが好きです。
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 藤 一紀

 2025/10/28 17:09

最初と最後の行末に置かれた句点と行毎に置かれた余白がよい効果をあげており、時間帯の語り手の捉えた静けさや、動きつづけるものを見つめる様子が窺えます。表記をどうするかは一行の長さにかかわらず、視覚的聴覚的にも他の語との関わりで全体のバランスに影響するので考えどころの一つだと思いますが、成功していると思います。
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 尾崎ちょこれーと

 2025/10/28 18:12

恥ずかしながら、タイトルの読めず、
検索してしまいました。
リズムも中身もよくって繰り返し音読してみました。
秋の散歩、もう、冬の入り口?な、今の時期にぴったりな詩ですね。
素敵な作品を読ませて下さりありがとうございます!
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 千才森 万葉

 2025/10/29 06:46

わたしには、不規則に連なる文の切れ目がコウモリの飛んだ軌跡に見えたんですよね。コウモリって変な飛び方をしますから。でも、コウモリは黒い、空白は白い。この対比が面白く感じられました。

一枚の写真みたいな作品だなって思います。
雰囲気がとても良いですね。陽が失われる寸前の空を見上げる男の横顔、滲んでゆく風景、そして写真に捉えられないのに確かに存在しているコウモリの酷く強い気配。格好良さと不気味さ、そして、これから始まるであろう物語にワクワクドキドキと期待している視聴者の眼差しが、一方向でしか見えていないはずの作品から感じられます。
格好いい作品ですよ。

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 鈴木歯車

 2025/10/29 23:25

 筑水氏の作品群をつらぬくテーマを一言で言うとそれはやはり「間(あわい)」なんだろうと思う。
 何かと何かの境界——それは関係性だったり、結節点だったり、つまり何かと何かを相対化する仕組みそのものだったり——を、テクストという絶対に取り消せない跡に組み込むことで、読者がその間(あわい)という柔らかいクレバスで安らえるような、癒し系の効果が生まれているように思う。
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