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少年の日のエトセトラ   ※過去作

わるふざけだったかもね

すりガラスの向こうで

れりーふのようにすました姿

らんどせるの影でひそめた息

れんこんチップのほろ苦さに

なみだがこぼれたんだ

いなくなるなんて、ばかげてる

おかしいのは世の中なんて

もう何回も聞いたよ

いつも悪戯ばかりしたね

でも、好きだったよ

でも、

すきだったんです
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 なかたつ

 2025/02/11 20:14

思うがままに書いてみます。

すりガラス、から、ひそめた息までの流れが何かかくれんぼをしているかの様子を思い起こさせました。ただ、その存在を直視しているというより、すりガラス越しであったり、ひそめた息とあるので、何か遠回し、間接的に観察しているような様子が伺えます。
れんこんチップのほろ苦さで、果たしてなみだがこぼれるのでしょうか。と問うてみると、何か別の理由でなみだをこぼしたことを、れんこんチップのほろ苦さに置き換えている言い訳のような気もしてきます。
と言うのも、後に「いなくなるなんて、ばかげてる」とあるので、想いはこれが理由なのだろうと。
「いつも悪戯ばかりしたね」と、「いつも」なんですよね。だから、この観察している対象との日々は、何か喜びとか嬉しさを共有しているのではなく、悪戯によって繋がる記憶であり、それは冒頭の「わるふざけだったかもね」とも繋がってきます。
最後、好きだった、という言葉が、行をまたぐことで、息を少し飲んで、間を置いて語るところが、その真剣さというのが伝わってきます。
あとタイトルがいいなあと思いました。エトセトラって、言い換えれば、その他もろもろ、であって、中心ではなかったり、何か主役があってエトセトラが成り立つのであって、エトセトラだけでは本来成り立たないんですよね。
そうした、その他もろもろとくくられてしまうような思い出、些細な思い出というのが具体的な場面として列挙されていて、エトセトラが上手く表現されていると思いました。

忘れられない思い出です、って、確かにありますね。
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 百彪

 2025/02/11 21:37

なかたつさん
コメントありがとうございます!

余すところなく拾って頂いて、とても嬉しいです。
お気付きの通り折句として創作した作品で、なかなか当てはめるのに苦労したのですが、自分としては上手く思い出をはめ込めたかなと思ってます。

まあれんこんチップは脚色なんですが、仮託した思いはご指摘の通り。

いつも一緒に遊んだ3つ上のお姉ちゃんとの淡く、遠い記憶のあれこれでした。

やっぱりなかたつさんのコメントには学びが多くありますね。
主体、視点から導いたり、何気ない言葉から関係性を把握したり。
私が普段読書する時に無意識下で行っていて言語化出来ないものを、しっかり言葉に示して下さってる感じです。
ありがとうございます。
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 藤 一紀

 2025/02/12 15:04

こんにちは。現在を起点として、思い出されている過去のあれこれ(エトセトラ)。逆にいうと失われた過去のあれこれが本来一方通行である時間の進行という約束を破って甦って現前するということはありますね。といっても、それもまた時間の進行の上で起こることなので、この作品でいえば一行目の《わるふざけだったかもね》の前には、思い出すきっかけになった何かしらが語り手にあるのでしょう。それによって思い出し、思い出したことによって語りが始まっているから、語られている言葉の背後に語られていない時間の奥行きを感じることができます。

こぼれたんだ
いなくなるなんて
ばかげてる
世の中なんて
もう何回も
聞いたよ
悪戯ばかり
したね
好きだったよ

といった語尾の変化に、語り手のうちを過る一つ一つへのさまざまな感情の揺れが表れていて、つい釣られてしまいます。

でも、

すきだったんです

という最後の二行は素晴らしい。最後から三行目の《好き》では言い表せないから、それをほどいて《すき》という他なかったのでしょう。しかし、その前に置かれた《でも》のあとのたった一つの《、》にそれまでの背後の時間が流れこんで、大きな溜めになっています。それが《好き》ではなく《すき》という根拠にもなっている。見事な詩だと思います。






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 2025/02/12 20:09

藤 一紀さん
コメントありがとうございます!


まず折句としての制約がありあの出だしとなったのですが、図らずも時間の奥行きを感じて頂けて嬉しいかぎりです。

語尾は単調にならないように、くらいの意識しかしていませんでしたが、あえて揃えたのは冒頭の
わるふざけだったかもね

いつも悪戯ばかりしたね
の語りかけ部分ですね。

最後の2行、本当は『わすれられないおもいで』で書き始めたんですが、終わり方があまりに余韻に欠けるなぁと思って。で繰り返したら『です』に出来るなと追加した次第です。
効果的になって良かったです。

藤さんにコメント頂けて、それも望外の高評価で感無量です。
ありがとうございます。
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 帆場 蔵人

 2025/02/17 04:46

れんこんチップのほろ苦さに、という箇所で一気に解像度が上がったというか身近なものを感じました。その苦さで涙が出るかはさておき、グッ,と引きつけられそれまでの行も活かしていると思います。涙が出ているときは磨りガラスとは違うけれど、世界がボヤけてしまうのでそのイメージの近さも上手く作用しているのかもしれませんね。一行明け、てなかなか緊張感が保てないように思うのですが、書かれていない余白の奥行きが程よいようでいい塩梅です。
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 2025/02/17 23:41

一行ごとの改行と空白で、不思議とリズムが創られていていいと思う。
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 たけだたもつ

 2025/02/19 17:33

少年の日のエトセトラ、か、、、
いろいろあったものね。
いろいろな出来事や、いろいろな思い。
すっかり思い出になってしまったもの。未だに抱え込んだまま、思い出して昇華できないもの。

おかしいのは世の中なんて
何回も聞いたけれど、今度は逆に言う立場になったり。
いつかすべてが笑い話になれば良いと思う。好きな気持ちも全部、全部。

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 2025/02/20 02:17

帆場 蔵人さん
コメントありがとうございます!
れんこんチップはひねり出したワードですけど、自分でも気に入っている部分です。

アクロスティックで作る時、特に意識せずに一行明けで書いてました。
悪い方に作用してないのなら良かったです。
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 百彪

 2025/02/20 02:19

ケルビィンさん
コメントありがとうございます!

一行明けは無意識ですが、読んでリズムが悪くならないようには意識して書きました。
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 百彪

 2025/02/20 02:22

たけだたもつさん
コメントありがとうございます!

ほんと、色々ありましたよね。
振り返れば恥ずかしくなるような青臭い思い出も、当時はやっぱり真剣でした。

そんなのも全部、笑い話にして終わりたいですよね。
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